メモ

IBMが新型コロナワクチンの接種を従業員に義務化、未接種なら給料全額カットも


IBMがアメリカの従業員に対して、2021年12月8日までに新型コロナウイルスのワクチンを完全接種することを義務付けました。医学的あるいは宗教的な理由がない限り、12月8日までに接種完了証明書を会社に提出できなかった従業員には給料の支払いが停止されるとのことです。

IBM says all US employees must be vaccinated or face unpaid suspension
https://www.cnbc.com/2021/10/07/ibm-says-all-us-employees-must-be-vaccinated-or-face-unpaid-suspension.html


IBM, Red Hat Issue New COVID-19 Vaccine Mandates
https://www.crn.com/news/cloud/ibm-red-hat-issue-new-covid-19-vaccine-mandates

ジョー・バイデン大統領は2021年9月9日に、従業員100人以上からなる大企業や連邦行政機関の従業員・職員に新型コロナウイルスのワクチン接種完了証明書あるいは週1回の感染検査結果を提出することを義務化する計画を発表しました。

米、連邦政府職員にワクチン義務付け 従業員100人超の企業も | Reuters
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-biden-idJPKBN2G52AX


経済メディアのCNBCによれば、IBMは従業員に「連邦請負業者として、IBMはジョー・バイデン大統領のワクチン接種義務を順守することはビジネス上不可欠です。アメリカ法人であるIBM USの全従業員は2021年12月8日までにワクチン接種を完了する必要があります」と通達したとのこと。また、IBMの子会社であるRed Hatも従業員と請負業者に対して同様の通達を行っています。

by Jared Smith

アメリカでは、ワクチン接種を拒否する従業員を解雇する企業が登場しており、2021年9月30日にはユナイテッド航空がワクチン接種を拒否した従業員593人を解雇する手続きに入っています。

ユナイテッド航空 ワクチン接種拒否従業員600人を解雇へ [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASP9Z6JMSP9ZULFA039.html


IBMの処分は解雇や停職までではありませんが、12月8日以降もワクチン接種完了証明書が提出できない場合、提出されるまで給料が支払われることはないとのこと。義務付けられるのはワクチン接種であり、感染検査結果の提出や新型コロナウイルスの感染歴証明は認められないそうですが、宗教的あるいは医学的な理由での免除は認められる、とIBMの広報担当者は述べています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
iOS 15.1のベータ版でワクチン接種証明カードの利用が可能に - GIGAZINE

偽の「新型コロナワクチン接種証明書」の売買が急増、数千枚の偽造カードが押収へ - GIGAZINE

お金や宝くじの無料配布にはワクチン接種率を高める効果はほぼない、ワクチン接種を促すアプローチは存在するのか? - GIGAZINE

Appleが従業員に新型コロナワクチン接種状況の「自己申告」を求める - GIGAZINE

本物の新型コロナワクチン接種証明書を盗み出して販売した薬剤師が逮捕、懲役120年の可能性 - GIGAZINE

in メモ, Posted by log1i_yk

You can read the machine translated English article here.