スマホとタブレットのいいとこ取りな折りたたみスマホ「Samsung Galaxy Z Fold3 5G」フォトレビュー
2021年8月にSamsungから発表された、端末を折りたためるスマートフォン「Galaxy Z Fold3 5G」が、10月に日本上陸します。内側にも外側にもディスプレイを搭載し、折りたたむと一般的なスマートフォンのサイズに、広げるとタブレットのような大画面になる「Galaxy Fold」の最新モデルが届いたので、一足先に開封して外観をチェックしてみました。
Galaxy Z Fold 3 5G(ギャラクシーZフォールド3 5G)|Galaxy公式(日本)
https://www.galaxymobile.jp/galaxy-z-fold3-5g/
Galaxy Z Fold3 5G SC-55B | スマートフォン(5G) | 製品 | NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/product/sc55b/
「Galaxy Z Fold 3 5G SC-55B」は、こんな感じの箱に入っていました。
Galaxy Z Fold 3 5G本体はこんな感じ。カラーはブラックです。
付属品として箱に入っていたのは、両端がUSB Type-Cの充電ケーブルとSIM取り出しツールです。
同梱(どうこん)物にはクイックスタートガイドもありますが、今回はレビュー用ということで箱には入っていませんでした。また、ACアダプタも別売りです。
折りたたんだ状態ではカバーディスプレイを使用することが可能。カバーディスプレイのサイズは約6.2インチ、丸みを考慮すると約6.1インチで、解像度は2268×832(HD+)のDynamic AMOLED 有機ELです。
カバーディスプレイには約1000万画素のカバーカメラがあります。
カバーディスプレイの裏には、メインカメラがあります。
メインカメラは、いずれも約1200万画素の広角レンズ・超広角レンズ・望遠レンズを備えた3眼構成です。
ヒンジ部分はこんな感じ。
展開時には、約7.6インチのメインディスプレイが使用可能。メインディスプレイもDynamic AMOLED 有機ELで、解像度は2208×1768(QXGA+)です。
メインディスプレイの右肩部分には、約400万画素のフロントカメラがあります。
右側面には指紋認証センサーを兼ねた電源ボタンと音量ボタンがあります。
左側面にはSIMカードスロットがありました。
底面には、スピーカーとUSB Type-C端子があります。
天面にはインターフェースはありません。また、Galaxy Z Fold 3 5Gはイヤホンジャックを搭載していません。
iPhone 12 Pro Max(左)と、折りたたみ時のGalaxy Z Fold 3 5Gを比べるとこんな感じ。折りたたんだ状態のGalaxy Z Fold 3 5Gのサイズは67.1mm×158.2mm×16.0mm(最厚のヒンジ部)で、iPhone 12 Pro Maxの78.1mm×160.8mm×7.4mmと比べると高さは同じくらいで、横幅はやや細身。
一方、厚みは倍以上です。
スリムなのでポケットの出し入れはスムーズな反面、ズボンに入れた状態で立ち歩くとやはり厚みが少し気になります。
重量は実測で275gで、226gのiPhone 12 Pro Maxと比べて約50g重い計算になります。そのため、重さの点でも携行時に存在感を感じさせる端末と言えます。
その分、展開した際のディスプレイサイズは原行のiPhoneとしては最大のiPhone 12 Pro Maxと比べても段違いです。
半開きにできるというメリットと、複数のアプリを分割表示する機能を組み合わせると、こんな感じで立てた状態で使用したり……
動画を視聴しつつブラウジングするといった使い方が可能。ディスプレイにはフロントカメラが内蔵されているため、ハンズフリーでのビデオ通話にも適しています。
光の当たり方によっては、折りたたみ部分にくぼみがあるのが見えますが、普通に使用している分にはそれほど気になりませんでした。
Samsung Galaxy Z Fold3 5Gは2021年10月に登場する予定で、価格はdocomoでは税込23万7600円、auは記事作成時点では未発表です。続く記事では、Galaxy Z Fold3 5Gのベンチマークテストをして、肝心のスペックは一体どうなのかをチェックしていく予定です。
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