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「馬」と「インターネット」速いのはどっち?


インターネットの普及により、データを世界中へ届けることが可能になりましたが、その通信速度は地域や契約回線の種類によってまちまちです。自宅のインターネット回線の遅さが気になったドイツの写真家クラウス・ピーターカペスト氏は、「インターネット」と「馬」のどちらが高速にデータを運べるかを確かめる実験を行いました。

Daten von A nach B: Wer ist schneller - Pferd oder Internet? - Westfalen-Lippe - Nachrichten - WDR
https://www1.wdr.de/nachrichten/westfalen-lippe/pferd-internet-daten-transfer-wettbewerb-schmallenberg-100.html


German Experiment Shows Horses Beating Local Internet Connections | Hackaday
https://hackaday.com/2021/09/15/german-experiment-shows-horses-beating-local-internet-connections/

ピーターカペスト氏の自宅ではアナログ回線を利用してインターネットに接続しており、通信速度が遅いことに不満を持っているとのこと。


ピーターカペスト氏は自宅の回線速度がいかに遅いかを示すべく、約4.5GBの写真データを自宅から約10km離れた印刷所にインターネットを通じて送信し……


ほぼ同時に、同じデータを収めたDVDを馬に乗ったメッセンジャーに渡して印刷所に配達してもらいました。


その結果、馬は約1時間で印刷所に到着し、データの受け渡しに成功。


一方、馬が印刷所に到着した時点で、インターネットを介したファイル転送はまだ61%しか進んでいませんでした。その後、馬が厩舎(きゅうしゃ)に帰った後も、ファイル転送は続いていたとのこと。以上の結果から、ピーターカペスト氏の自宅から10km離れた地点へ約4.5GBのデータを送る場合は、インターネットよりも馬の方が高速であることが示されました。


上記の結果は低速なアナログ回線を用いた場合のものですが、1ペタバイト以上に及ぶブラックホールの写真の生データなどを国境を越えて受け渡す際も、インターネットではなく航空機などが用いられることがあります。しかし、インターネットの通信速度は年々向上しており、2020年にはオーストラリアで44.2Tbpsという通信速度も記録されており、2021年には日本でも世界記録となる319Tbpsの光ファイバー通信に成功していることから、近い将来あらゆるデータを世界中へ迅速に送信可能になることが期待できそうです。

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in メモ, Posted by log1o_hf

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