ハードウェア

Huaweiが5000万画素のメインカメラと独自のHarmonyOS 2を搭載した新フラッグシップ機「P50」&「P50 Pro」発表


中国のスマートフォンメーカー・Huaweiが、独自OSである「HarmonyOS 2」を搭載した新たなフラッグシップ機「P50」と「P50 Pro」を発表しました。まるで背面に2つの巨大レンズがついているようなデザインですが、実際には5000万画素のメインカメラを中心にP50は3つ、P50 Proは4つのカメラを備えています。

HUAWEI Flagship New Products Launch Keynote - YouTube


HUAWEI P50 Pro – 华为官网
https://consumer.huawei.com/cn/phones/p50-pro/


HUAWEI P50 – 华为官网
https://consumer.huawei.com/cn/phones/p50/

Huawei’s P50 announced with Snapdragon 888 and HarmonyOS - The Verge
https://www.theverge.com/2021/7/29/22598135/huawei-p50-china-release-date-price-news-features-specs-cameras

最上位機種にあたる「HUAWEI P50 Pro」は、寸法が158.8mm×72.8mm×8.5mm。重量は195g。

画面は6.6インチのOLEDで、解像度はフルHD+(2700ピクセル×1228ピクセル)。密度は450ppi。リフレッシュレートは120Hz、タッチサンプリングレートは300Hz。発表イベント内ではiPhone 12 ProやiPhone 12 Pro Maxとのサイズを比較したスライドが用いられました。


プロセッサは、Huaweiの「Kirin 9000」モデルとQualcommの「Snapdragon 888」モデル2種類があるとのことメモリは8GBか12GB、ストレージは128GBか256GBか512GB。

5000万画素のメインカメラのほかに、6400万画素の望遠カメラ、4000万画素のモノクロカメラ、1300万画素の超広角カメラを背面側に備えています。光学ズームは3.5倍。


電池容量は4360mAhで、ワイヤレス充電が可能。IP68等級の防水防塵性能を備えます。なお、アメリカ市場からの排除を受けてGoogleのOS「Android」が使えず、独自のHarmonyOS 2を搭載しており、5Gには非対応です。


価格はメモリ8GBモデルが、ストレージ128GBで5988元(約10万1000円)、ストレージ256GBで6488元(約11万円)、ストレージ512GBで7488元(約12万7000円)。


メモリ12GBモデルはストレージが512GBで7988元(約13万6000円)。


「P50」は寸法が156.5mm×73.8mm×7.92mmと「P50 Pro」と比べてちょっと小ぶり。メインカメラは同じ5000万画素ながら、ほかは1300万画素の超広角カメラと1200万画素の望遠カメラという構成。光学ズームは5倍とP50 Proを上回ります。画面は6.5インチOLEDでリフレッシュレートは90Hz、プロセッサはSnapdragon 888版のみ。

価格はメモリ8GB・ストレージ128GBで4488元(約7万6000円)、メモリ8GB・ストレージ256GBで4988元(約8万5000円)です。


発売時期はP50 Proが2021年8月12日、P50が2021年9月だとのこと。なお、中国市場向けの製品であり、日本向けの販売が行われるかは不明です。

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in ハードウェア,   動画, Posted by logc_nt

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