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1万4000枚の写真からVRの世界にスペインの城塞都市をまるごと再現した猛者が登場


スペイン中東部に位置するアルバラシンは標高約1200mの崖沿いにある人口1000人ほどの城塞都市で、まるで中世ファンタジー作品に出てくるような石作りの町並みや景観が楽しめることで有名な観光スポットの1つです。そんなアルバラシンの町並みを、ノーベルチョコ氏が撮影した約1万4000枚の写真からVR(拡張現実)化し、実際に歩いて眺めるレベルに再現しています。

VRChat - Home
https://vrchat.com/home/launch?worldId=wrld_7f05a6b7-0223-488e-90f9-253fb787276d


このVR版アルバラシンは、ソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」のPC版のみで体験可能。また、ノーベルチョコ氏がTwitterで公開しているムービーを見てもどんな感じなのかを見ることができます。

スペイン、14世紀の城壁が残る荒野の城塞都市アルバラシンを概ねまるごとVR化したワールドを作成しました。街の中の路地から周りの城壁まで歩けるようになっています。中世の街並み&城壁に興味がある方がいらっしゃいましたら、こちらのリンクからどうぞーhttps://t.co/3d88WdsmdT#VRChat_world紹介 pic.twitter.com/gFKlL1m1YL

— ノーベルチョコ (@nobelchoco)


アルバラシンの全体像はこんな感じ。


アルバラシンの、石作りの家や石畳で構成された町並みが流れていきます。


崖際を歩く場面も。


崖からは14世紀頃に建設された教会や町並みが一望できます。


一部の建物は回廊部分ものぞくことができます。


ノーベルチョコ氏によれば、このVR版アルバラシンは、1万4000枚ほどの写真を手持ちカメラで撮影した写真から構築されたそうです。

ドローンが使えない状況で、城壁も街の外観も全部撮りたくて、周りの山にも登って手持ちカメラでひたすら撮影していたら、14000枚くらいの規模になっていたのですが、RealityCaptureのライセンスの枚数制限が無くなったので、処理できるようになった感じですね。 pic.twitter.com/0a0jwh6ZH7

— ノーベルチョコ (@nobelchoco)


なお、ノーベルチョコ氏はアルバラシンの色を調整したムービーも公開しており、ファンタジー世界を舞台にしたアクションゲーム「ダークソウル」のステージのような雰囲気を楽しめます。

アルバラシンがいかにダクソの不死街っぽいかは、写真だけでは伝わりずらいので、撮った写真からさくっと3Dモデルを生成してみました。色調を若干いじった以外はほぼほぼ撮って出しです。 pic.twitter.com/3lQFyU1FSE

— ノーベルチョコ (@nobelchoco)

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in ソフトウェア,   ネットサービス,   動画, Posted by log1i_yk

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