レビュー

900gを下回る小型軽量ボディに高速SSDや大容量バッテリーを詰め込んだ「VAIO SX12」レビュー


VAIOから12.5型のフルHDディスプレイを搭載した900gを下回るノートPC「VAIO SX12」が登場しています。有線LAN端子やHDMI端子、SDカードスロットを搭載しつつ小型軽量なボディを実現したVAIO SX12を実際に触って、その性能を確かめてみました。

VAIO SX12 12.5型ワイド 2020年10月発売モデル | VAIO
https://vaio.com/products/sx123/

◆開封&外観
外箱はこんな感じ。なお、今回は公式ストアでCPUを「Core i7-1065G7」、メモリを16GB、SSDを「第三世代ハイスピードSSD 512GB」にカスタマイズして購入しています。


中には、本体が入った箱と、ACアダプタが入った箱、説明書類が入っています。


VAIO SX12本体は、不燃布に包まれた状態で箱に収まっています。


VAIO SX12の見た目はこんな感じ。


手前側には、ボタンや端子などは搭載されていません。


左側面には電源入力端子・USB Type-A端子×2・ヘッドホン出力端子を搭載。


右側面には、SDカードスロット・USB Type-A端子・USB Type-C端子・HDMI端子・有線LAN端子・VGA端子を搭載しています。


奥側は、ディスプレイを開いた際にスタンドとなります。


本体裏面には型番やシリアルナンバーが記載されています。また、手前の両側にはスピーカーが搭載されています。


本体の重さは実測で893g。なお、重さは構成によって変化します。


ACアダプタを含めた重さは1128gです。


なお、ACアダプタにはスマートフォンの充電などに使えるUSB端子が搭載されています。


VAIO SX12を開くとこんな感じ。ディスプレイの大きさは12.5型で解像度は1920×1090(フルHD)です。


VAIO SX12を開くと、キーボードの奥側が持ち上がって角度が付くようになっています。


キーボードは、矢印キーが他のキーと比べて小さくなっています。CtrlキーとAltキーは左右両側に配置され、Fnキーは左Ctrlキーの右側に位置しています。また、キーボードの右上には電源ボタンが搭載されています。


文字キーの幅は約15mmで、キー同士の間隔は約3.5mmです。


キーボードバックライトが搭載されているので、暗い環境でもキーの刻印を確認しながら文字を入力できます。


ディスプレイの上部にはHD解像度のカメラが搭載されており、顔認証にも対応しています。なお、公式ストアでは購入時にフルHD対応のカメラにカスタマイズすることも可能です。


◆各種ベンチマークの結果
各種ベンチマークを実行してVAIO SX12の性能を確かめます。なお、ベンチマーク時には「VAIOの設定」アプリの「電源・バッテリー」からCPUとファンを「パフォーマンス優先」に設定して、最高パフォーマンスを発揮するようにしています。


まずは、「Geekbench 5」を用いてベンチマークを行います。


CPUベンチマークの結果、シングルコアスコアは1347で、マルチコアスコアは4681でした。


CPUベンチマークの詳細な結果は以下の通りです。

 シングルコアマルチコア
総合スコア13474681
暗号化処理41558389
整数演算11354349
浮動小数点演算13394782


GPU(Iris Plus Graphics)のベンチマーク結果はOpenCLでのスコアが10397で、Vulkanでのスコアは9533でした。


次に「PassMark PerformanceTest」でもベンチマークを実行して他のノートPCとスコアを比較してみました。総合スコアは3981で2019年に登場した同等サイズの「レッツノートCF-SV8」のスコア(2468)を大きく上回っています。


CPUのスコアは10471で、MSIのゲーミングノートPC「GF65-10UE-258JP」のスコア(9977)を上回っています。


2Dグラフィックススコアは500で、上位に位置しています。


3Dグラフィックススコアは2401で、ゲーミング向けでないPCとしては高め。


メモリスコアは2834です。


ディスクスコアは29297でVAIOのフラッグシップノートPC「VAIO Z SIGNATURE EDITION」には及ばないものの、かなりの高スコアを記録しました。


次に、室内温度を25度に保ちながら「PassMark BurnInTest」を用いて負荷試験を実行したところ、無事にエラーなく完走しました。


負荷試験中のCPU温度は70度前後を行き来し、80度を超えることもありました。


負荷試験中の温度を「FLIR ONE Pro」で計測したところ、キーボードの中心部分が33.4度と、ほんのり温かさを感じる程度の温度に上昇していました。


タッチパッドは26.0度で、負荷がかかった状態でもキーボードやタッチパッドなどの手で触れる部分は温度があまり上昇しないことが分かります。


本体左側面の排熱部分の温度は45.4度で……


本体裏面の最も温度が高い部分は46.0度でした。


ACアダプタは45.5度でした。


◆高負荷時のファン音
VAIO SX12はビジネス用途や学業で使う人が多いはず。そこで、VAIO SX12で高負荷な作業を実行した際のファン音の大きさを検証しました。以下のムービーでは、低負荷状態のファン音とCPUを100%近く使う高負荷な処理を長時間実行した際のファンを聞き比べることができます。なお、音楽はVAIO SX12の音量を「20」に設定して流しています。

「VAIO SX12」高負荷時のファン音はこんな感じ - YouTube

Falcom Sound Team jdk「Overdosing Heavenly Bliss」from 英雄伝説 空の軌跡 the 3rd

◆バッテリーの持続時間
バッテリーの持続時間を検証するために、VAIO SX12の音量を「60」、明るさを「40」に設定し、Microsoft EdgeでYouTubeの動画を720pに設定して全画面表示させた状態で放置してみたところ、動画を約8時間再生し続けることができました。

「VAIO SX12」のバッテリー駆動時間を検証してみた - YouTube


バッテリー監視アプリ「PassMark BatteryMon」で上記の検証中のバッテリー残量を記録した結果はこんな感じ。


バッテリー残量10%から満充電までのバッテリー残量の推移はこんな感じ。充電開始から30分後には45%、1時間後には70%に到達し、2時間以内に100%近くまで充電することができました。


VAIO SX12を実際に触ってみたところ、900gを下回る軽量ボディながら全体的に高いベンチマーク結果を残し、無線通信状態で720p動画を8時間以上再生可能という長いバッテリー持続時間も示しました。また、高負荷時にもキーボードやタッチパッドなどの手が触れる部分の温度はあまり上昇せず、ファン音も会話をさえぎるほどの大きさにはならないため、ノートPCを持ち運ぶ機会の多い社会人や学生にオススメのノートPCです。

VAIO SX12は2020年モデルの通常価格が17万2480円で、公式ストアから入手できます。

VAIO SX12 (2020年10月発売モデル)|VAIO公式 オンラインストア|VAIO STORE
https://store.vaio.com/shop/goods/cto.aspx?goods=V0008701

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in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by log1o_hf

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