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電動式の空飛ぶレーシングカー「Alauda Mk3」が初の飛行テストに成功


電動式の空飛ぶレーシングカーによるレースシリーズを企画するAirspeederと空飛ぶレーシングカーを開発するAlauda Aeronauticsが、同社初の空飛ぶレーシングカー「Alauda Mk3」の最初のテスト飛行に成功したことを明かしています。

Airspeeder says it had the first successful test flight for its electric flying racecar - The Verge
https://www.theverge.com/2021/6/20/22542459/airspeeder-alauda-evtol-flying-car-race

AirspeederとAlauda Aeronauticsは、起業家のマシュー・ピアソン氏が設立した空飛ぶ電気自動車の開発・普及を目的とした企業です。Alauda Aeronauticsは空飛ぶ電気自動車の製造を担当しており、AirspeederはAlauda Aeronautics製の空飛ぶ電気自動車を用いた世界初の空飛ぶ電気自動車によるレースシリーズを企画・運営する企業です。2社の目的は空飛ぶ電気自動車であるeVTOL(電動垂直離着陸機)の普及にあり、Airspeederは「我々のミッションは、エアレースを通じて先進航空技術であるeVTOLの開発を加速させることです。未来の技術に支えられたeVTOLは、モビリティ革命です」と記しています。


そんな2社が開発を進めるeVTOLの試作機である「Alauda Mk3」が初の飛行テストに成功しました。

Flying Car Racing Is Here | Airspeeder: EXA Series First Flight - YouTube


Alauda Mk3は無人のeVTOLで、パイロットは機体を遠隔操作します。


Alauda Mk3の重量は130kg、2.8秒で時速0kmから時速100kmへの加速が可能で、最高高度は500メートルです。取り外し式のバッテリーを搭載しているため、20秒以内の交換が可能。1つのバッテリーパックで10~15分の飛行が可能で、衝突回避用のリモートセンシング技術としてLIDARと従来式のレーダーを採用しています。


Alauda Mk3を開発するAlauda Aeronauticsは、オーストラリア南オーストラリア州アデレードを拠点としており、モータースポーツ・自動車・航空・ドローン・電気飛行機・電気自動車・有人ドローンといった分野で活躍してきたエンジニアが集結しています。


胴体とフレーム部分はカーボンファイバー製であるため軽量かつ耐久性に優れています。これにより最高時速120km以上を実現しているとのこと。


Alauda Mk3は上下2枚組の羽根を持ったローターを4組備えるマルチコプターであるため、ヘアピンターンも難なく飛行可能な操縦性を達成。


Airspeederは世界初のeVTOLによるエアレースシリーズ「EXA」を計画しており、2021年の開催が予定されています。EXAでは、1チームあたり2人のパイロットを有するチームが最大4チーム集まり、2021年には世界各地で3つのエアレースを行い、その様子はストリーミングサイト上で配信される予定。なお、レースで使用されるeVTOLとして、参加チームにはAirspeederからAlauda Mk3が提供されるそうです。

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in 乗り物,   動画, Posted by logu_ii

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