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新型コロナウイルスワクチンを接種した人物が毎日採血して「ウイルス抗体価がどのように変化したのか?」を調べデータで公開


新型コロナウイルスワクチンを実際に接種したという@souyakuchanさんが、1回目のワクチン接種から2回目の接種を経て「どのようにウイルス抗体価が変化していったのか」を、毎日採血を繰り返しながら抗体価を調べることで明らかにしました。

叢雲くすり(創薬ちゃん)💉 ㋻済さん (@souyakuchan) / Twitter
https://twitter.com/souyakuchan

アメリカ大手の製薬会社であるファイザーと、バイオテクノロジー企業のBioNTechが開発した新型コロナウイルスワクチンの「BNT162b2」を2021年3月19日に接種した@souyakuchanさんは、「せっかくなので連日採血して抗体価の変化を見ていこうと思う」ということで、1回目の接種から抗体価がどのように変化していくのかを、実際に採血しながら追っています。


ワクチンを接種した当日の感想としては「接種したところの三角筋に軽度の圧痛および上腕挙上時に疼痛あり。楽にしていれば特に違和感なし。」とツイート。その翌日には、「打った側の肩関節を外転方向に少し上腕挙上すると接種部位(三角筋)が痛む(肩関節屈曲方向の挙上はあまり痛まない)。圧痛あり。発赤、腫脹、熱感は無し。ほか特記症状なし。」と報告し、同時に抗体価を測定するために行った採血の写真を投稿しています。


ワクチン接種から3日で接種部位の痛みもほとんど引いていき、特筆すべき症状はなくなっていったとのこと。そのままほとんど体調に異変がないままワクチン接種から12日が経過し、この時点(ワクチン接種から11日後まで)でのCLIAによる抗体価の測定結果をグラフにして公開しています。なお、IgGはワクチン接種から10日後に急激に数値が跳ね上がっていますが、IgMはほぼ横這いのまま。


ワクチン接種から14日が経過した時点で、ようやくIgMも数値が上昇して陽性に。


その後、@souyakuchanさんは1回目のワクチン接種から21日後に2回目のワクチンを接種します。2回目のワクチン接種から5時間が経過した時点では、疼痛・倦怠感・発熱などの症状はなかったそうです。なお、1回目のワクチン接種から19日後までの抗体価の推移は以下のグラフの通りです。1回目のワクチン接種による抗体価のピークが16、17日目にやってきているので、「1回目のワクチン接種から3週間後に2回目の接種を行う」というのはタイミング的に適したもののようだと@souyakuchanさんは述べています


接種部位の痛みは1回目同様にあり、2回目のワクチン接種から1日後には熱が上がり始めてインフルエンザに感染した際のような全身の筋肉の淡い痛みを感じたともツイートしています。

そして2回目のワクチン接種から2日で最大38.4度まで体温が上昇。ただし、2回目接種から2日後の朝には体温が37.4度まで下がり、日中にはほぼ平熱まで下がったと報告しています。


というわけで、1回目の新型コロナウイルスワクチン接種から30日後までの、抗体価(IgG)の推移をまとめたのが以下のグラフ。実際の数値の変化を交え、「初回接種後しばらくはまだ免疫はついていないから気を緩めてはいけない」「2回接種で抗体価は何倍にもなる(のでやはり2回打ちしたほうがいい)」ということが視覚的にもよくわかるグラフとなっています。


なお、グラフは@souyakuchanさんの採血データから作成したものであるため、あくまでも被験者数が「1」という点には注意が必要です。ただし、同じようにワクチンを接種した人たちからも同様の抗体価の変化が報告されているので、グラフの推移傾向は「既知エビデンスと思っていい」と@souyakuchanさんはツイートしています。

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in メモ, Posted by logu_ii

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