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Facebookはユーザー追跡が「サービスを無料に保つことに役立つ」と主張していることが明らかに


Appleは「iOS 14.5」のリリースと同時に、アプリが広告のためにユーザーを追跡する際には、ユーザー自身に許可を求める必要がある「App Tracking Transparency(ATT)」を有効にしました。すでに多くのアプリでATTが有効になっていますが、ATTに反対の立場であることを表明し続けてきたFacebookは、自社アプリ上で「サービスが無料であり続けるには、ユーザー追跡を許可する必要がある」と主張しています。

Facebook and Instagram notices in iOS apps tell users tracking helps keep them ‘free of charge’ - The Verge
https://www.theverge.com/2021/5/2/22415824/facebook-instagram-notice-ios-apps-free-privacy-tracking

ATTの有効化により、一部のアプリでユーザー追跡の許可を求めるポップアップ通知が表示されはじめています。ユーザーに対して追跡の許可を求めるポップアップ通知は、アプリ開発者がある程度自由に文言を変更できるようになっているため、以下のスクリーンショットのようにアプリによって文言が長かったり短かったりと異なります。


FacebookはiOS版のFacebookアプリやInstagramアプリ上に表示するこのポップアップ通知上で、ユーザーから追跡の許可を得られるように「(追跡を許可することが)Facebook(の各種サービス)を無料に保つことに役立つ」と表記しようとしていることが明らかになりました。

Facebookが2020年12月に公開したブログ上には、ATTが有効化された際にユーザーに追跡の許可を求める通知が紹介されています。この通知の赤枠部分には「Facebookが無料で提供され続ける役に立つ」と書かれており、Facebookの広告およびビジネス製品担当副社長であるDan Levy氏は、この通知を「教育用画面」と呼びました。


ポップアップ通知上には「このバージョンのiOSでは、広告を改善するためにデバイスから一部のデータを追跡する際には許可を求める必要があります。この設定をオンにしない場合は、情報の使用を制限する方法をご覧ください。他のアプリやウェブサイトから受け取ったアクティビティに関する情報を使用することで、よりパーソナライズされた広告を表示し、Facebookを無料で使用できるように維持し、広告に依存して顧客にリーチするビジネスをサポートすることができます」と書かれています。

なお、ユーザーが追跡を許可した場合、アプリ開発者はターゲティング広告を提供するための情報を入手することが可能になりますが、その情報を他の企業と共有することはできません。

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in モバイル,   ソフトウェア, Posted by logu_ii

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