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FacebookやTwitterが乗っ取られたユーザーアカウント多数を凍結


Facebook、Instagram、TikTok、Twitterが、様々な手段で本来のアカウント所有者の手から他者に渡ってしまったアカウント多数を凍結しました。これは、アカウント売買に関与するユーザーを取り締まるための措置として行われたものだとのことです。

Facebook, Instagram, TikTok and Twitter Target Resellers of Hacked Accounts — Krebs on Security
https://krebsonsecurity.com/2021/02/facebook-instagram-tiktok-and-twitter-target-resellers-of-hacked-accounts/


セキュリティ関連の情報を発信しているブログ・Krebs on Securityによると、取り締まりのターゲットとなっているのは「OGUsers」というアカウント売買を行うフォーラムのユーザー。

この種のフォーラムでは、ネット上での虚栄心を満たせるアカウント名であるということから、短いアカウント名・ユーザー名が人気で、中には数千ドル(数十万円)単位で売買されるものもあるとのこと。


FacebookがKrebs on Securityに語ったところによれば、凍結したアカウントは数百件あり、それぞれハッキングや恐喝、美人局、SIMスワッピングスワッティングなどの手法を用いて、本来のアカウント所有者から奪い取られたものだったそうです。

過去に、Twitterで「@N」という短いアカウント名を所有していたユーザーがアカウントを乗っ取られた事例や、同じくTwitterで「@jb」アカウントを所有しているユーザーが度重なる攻撃を受けていたことが報告されています

なお、このほかにDiscordでもアカウント凍結が行われているとのこと。

Krebs on SecurityのBrian Krebs氏はOGUsersフォーラムでアカウントが消されたという報告が相次いでいる様子をツイートしています。

What OGU looks like right now.???? pic.twitter.com/mGicP0lGIe

— briankrebs (@briankrebs)


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in ネットサービス,   セキュリティ, Posted by logc_nt

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