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新型コロナ対策の換気で重要な5つのポイント


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックの中でも、職種によってはオフィスへの出勤が必要なケースが存在しており、その場合はウイルスの拡散を最小限に抑えるために適切な換気を行う必要があります。そんなCOVID-19のリスクを最小限に抑えるための換気方法について、学術系メディアのThe Conversationがまとめました。

5 tips for ventilation to reduce COVID risk at home and work
https://theconversation.com/5-tips-for-ventilation-to-reduce-covid-risk-at-home-and-work-151758

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は、感染者が会話したりせきをしたりくしゃみをしたりした際に口から飛ぶ「飛沫(ひまつ)」や、飛沫よりも微小な粒子である「エアロゾル」を介して感染します。また、エアロゾル粒子は飛沫よりも小さくて軽いため、空気中に長時間浮遊するため、換気が不十分だと感染拡大の原因となります。


そこで、自宅や職場の両方で実行できる「換気を改善するための5つの対策」をThe Conversationが挙げています。

◆1:窓やドアを開ける


最も簡単な換気方法は、自宅や職場の窓やドアを開けることです。友人や家族と食事をしたり、職場で人が集まったりする場所では、テーブルとイスを窓に近づけ、ドアを開けて換気することが重要。なお、The Conversationは「天気が良ければ外で食べること」と推奨しています。

◆2:エアコンを使用しながら換気する


エアコンは基本的に外気を取り込みませんが、うるさらXのような換気しながら使用できるエアコンも存在します。また、業務用のエアコンの場合は外気を取り込む設定が存在するケースもあるため、この機能がある場合は使用することをThe Conversationは推奨。ただし、エアコンから発生する気流が飛沫やエアロゾルを広域に運ぶ可能性がある点には注意が必要です。

なお、世界保健機関(WHO)は新型コロナウイルス対策として「1時間に12回の換気」を推奨しています。

◆3:扇風機を使用する


アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が2020年12月に発表したガイドラインでは、室内の空気の流れをよくするために「開いている窓の近く」に扇風機を配置することが推奨されてています。ただし、エアコン同様に扇風機の生み出す気流が飛沫やエアロゾルを運ぶ可能性があるため、「扇風機が開いている窓やドアの方向に気流を流すように配置するのはNG」とのこと。

◆4:HEPAフィルターを気にしない


SARS-CoV-2の粒子濃度を下げるための方法として、空気清浄機用のフィルターである「HEPA」が挙げられることがあります。ただし、HEPAの効果は空気清浄機能の仕様や配置する部屋の広さ、部屋の中にいる人の数などにより変化するもの。そもそも、HEPAフィルターを使う空気清浄機がSARS-CoV-2に効果的か否かに関する科学的な根拠はそもそも存在しません。そのため、The Conversationは「クリスマスにHEPAフィルターを使用する空気清浄機を急いで購入する必要はありません」と記しています。

◆5:公共交通機関やタクシー、Uber


公共機関での感染拡大を防ぐためにも換気は必要です。日本では電車内でも換気が実施されていますが、The Conversationは「電車内のような窓を開けることができない場所ではマスクを着用することが推奨されます」と記しています。

なお、タクシーやUberを使用する際も、窓を開けて換気することが重要で、それができない場合はマスクの着用が推奨されています。

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in メモ, Posted by logu_ii

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