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無料で4K解像度や空間オーディオを体験できるMicrosoft公式デモアプリ「Insects: Xbox One X Enhanced エクスペリエンス」


2020年11月に発売されたXbox Series Xや2017年発売のXbox One Xでは4K(3840×2160ピクセル)解像度・HDRの高画質でゲームや映像を楽しむことができます。4K映像とこれまでのフルHD(1920×1080ピクセル)映像を比べることができる、Microsoft公式のXbox One X専用デモアプリケーション「Insects: Xbox One X Enhanced エクスペリエンス」が無料で配信されています。HDから4Kになってどれだけ映像が進化しているのか、その違いを体感すべく実際にInsectsを使ってみました。

Insects: Xbox One X Enhanced エクスペリエンス を入手 - Microsoft Store ja-JP
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/insects-xbox-one-x-enhanced-%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9/9p798w4vdt91?activetab=pivot:overviewtab

まずはXbox One Xを起動してMicrosoft Storeで「insects」と検索し、「入手」を選択。


Insectsは無料で配布されています。「了解」を選択したら、インストールが始まります。なお、容量は約1.8GB。


Insectsを起動するとガイドツアーが始まり、4K ULTRA HDがどのようなものなのかが説明されます。このInsectsは、4K解像度でのリアルタイムレンダリングムービーが流れ、解像度やHDR、オーディオを切り替えながらそれぞれの性能を確かめることができるというアプリです。


ガイドツアーが終わると1分ほどのムービーが再生されます。


操作方法を確認するとこんな感じ。4KやHDRの切り替え、一時停止やズームなどが1ボタンで行えます。


Xボタンを押すことで、ムービーの解像度を切り替えることができます。下の画像のバーを右にスライドさせると通常の解像度に、左にスライドさせると4K解像度に切り替えたものになります。実際に見比べて見ると、水滴やテントウムシの背中など、細部もくっきりと表現されているのがわかります。なお、4Kに対応していないディスプレイを使用している場合でも、Xbox One Xのスーパーサンプリング機能によって疑似的に違いを体感可能。ただし、HDRと空間オーディオについては、モニターやテレビが対応していないと切り替えることはできません。


なお、Microsoftが公式に作成した、Insectsにおける4K解像度やHDRの効果を解説するムービーを以下から見ることができます。

Introducing Insects, an Interactive Ultra HD, HDR Experience - YouTube


また、解像度やHDRだけではなく、ムービー内の朝と夜を切り替えたり……


花やテントウムシの色を切り替えたりもできます。


Insectsはもともとは開発者向けにテクノロジーの変化を確認してもらうためにつくられたアプリケーションだったそうですが、一般向けに無料公開され、誰でも4K映像の進化を手軽に体感できるようになっています。HDRの機能紹介も兼ねた記事は後日紹介する予定なので乞うご期待。

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in ソフトウェア,   ゲーム, Posted by log1p_kr