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フランシスコ教皇が「ロボットと人工知能が常に人類の役に立ちますように」と祈る


第266代ローマ教皇であるフランシスコ教皇は、「インターネットは神からの贈り物である」と発言したり、プログラミングに挑戦したりと、何かとテクノロジーとの関わりが深いことでも知られています。そんなフランシスコ教皇が、「ロボットと人工知能が常に人類の役に立つように」と祈りました。

The Pope's Monthly Intentions for 2020 | USCCB
https://www.usccb.org/prayer-and-worship/prayers-and-devotions/the-popes-monthly-intention

Pope Francis urges followers to pray that AI and robots ‘always serve mankind’ - The Verge
https://www.theverge.com/2020/11/11/21560076/pope-francis-ai-for-good-pray-serve-mankind

カトリック教会は特定のトピックやイベントに焦点を当てることで、カトリック教徒の毎日の祈りを深めることを助けるために、「教皇による祈りの意図」を毎月公開しています。「祈りの意図」では毎月異なるトピックが挙げられるのですが、2020年11月のトピックは「人工知能」で、フランシスコ教皇は「ロボット工学と人工知能の進歩が常に人類に役立つことを祈っています」と記しています。


毎月の祈りの意図についてフランシスコ教皇本人が語るムービーが、Vatican Newsというカトリック教会公式のYouTubeチャンネル上で公開されており、11月の祈りの意図について説明しています。

NOVEMBER: ARTIFICIAL INTELLIGENCE - YouTube


ムービーの中でフランシスコ教皇は、「人工知能は我々が経験している画期的な変化の中心にあります。そして、ロボット工学は公益と結び付けることで、より良い世界の実現につながります。技術の進歩が不平等を増大させるのであれば、それは真の意味での進歩とはいえません。将来的な進歩は、人と創造物の尊厳を重視するような方向に向けられるべきです。ロボット工学と人工知能の進歩が常に人類のためになることを祈りましょう」と説明しています。

なお、フランシスコ教皇は2020年2月に、人工知能(AI)を倫理的に活用することなどを求める「AI倫理に関するローマの呼びかけ」をMicrosoftなどの企業と協力して作成。この中で、今後の人工知能の進化を正しい方向に導くための6つの原則を提唱しています。

ローマ教皇がMicrosoftやIBMと共同で発表した「AIの倫理に関する呼びかけ」とは? - GIGAZINE

by Long Thiên

フランシスコ教皇は「祈りの意図」について語るムービーの中で、「AIの倫理に関する呼びかけ」で挙げた6つの原則については触れていません。しかし、人工知能が社会の分裂を促進するような方法を考えることは「簡単である」と海外メディアのThe Vergeは記しており、具体的には「誤認逮捕につながる偏った顔認証システムの開発」や「学生間の不平等を再現する、アルゴリズム的に割り当てられた試験結果」などの事例を挙げています。

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in 動画, Posted by logu_ii

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