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MicrosoftがInternet Explorerで非互換のサイトをEdgeで強制的に開く仕様を追加、リダイレクトを無効化する設定方法はコレ


2020年8月にサポート終了までのタイムラインが発表されたInternet Explorerについて、Microsoftが「Internet Explorerで互換性のないウェブサイトにアクセスした場合にはURLの読み込みを拒否し、Edgeに自動的にリダイレクトする」という新たな仕様を発表しました。

Redirection from Internet Explorer to Microsoft Edge for compatibility with modern web sites | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/en-us/deployedge/edge-learnmore-neededge

Microsoft will forcibly open some websites in Edge instead of Internet Explorer | ZDNet
https://www.zdnet.com/article/microsoft-will-forcibly-open-some-websites-in-edge-instead-of-internet-explorer/

Microsoft hobbled Internet Explorer to push Edge: Here's how to fix it - SlashGear
https://www.slashgear.com/microsoft-hobbled-internet-explorer-to-push-edge-heres-how-to-fix-it-26644431/

Edgeに強制的にリダイレクトされるのは、Mirosoftが「Internet Explorerと互換性を持たない」と認定した1156のウェブサイトで、YouTube、Instagram、Twitter、Yahoo Mailなどのユーザー数の多い大手サービスも含まれています。

この仕様がどんな挙動を示すのかを実際に示したのが以下のムービー。


Internet Explorerと互換性を持たないとされたStack OverflowのウェブサイトをInternet Explorerで開くと……


Internet Explorerがウェブサイトの読み込みを実行した直後にEdgeが強制起動し、ウェブサイトを開きました。タブの上部には「Internet Explorerでは開けないウェブサイトが存在するためEdgeを推奨します」という誘導が表示されています。


さらに、別のタブでは「アクセスしようとした Web サイトは、Internet Explorer では動作しません」と題されたサポートページも強制的に開かれます。


この新仕様は2020年7月にリリースされたバージョン84のEdgeで試験的に導入されたものでしたが、2020年11月にリリース予定のバージョン 87のEdgeで全ユーザーに対して有効化される予定。バージョン 87以降のEdgeでこの仕様を無効にしたい場合は、Edgeのアドレスバーに「edge://settings/defaultbrowser」と入力して設定画面を開き、「Internet Explorerに Microsoft Edgeでサイトを開かせる」という項目を「なし」に設定する必要があります。

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in ソフトウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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