砲撃もできる水陸両用戦車を自力で作り上げた猛者が登場、製作ムービーも公開中
5000発の打ち上げ花火で作ったスターウォーズの「デス・スター」や、朝になると寝ている人を投げ起こすベッドなど、はちゃめちゃなものを次々と作り出すコリン・ファーズ氏が、「World of Tanks」を開発したゲームメーカー・ウォーゲーミング協力のもと、水陸両用戦車を作り上げるまでのムービーを公開しています。
Weaponised Homemade Screwtank - YouTube
急な坂を難なく進み……
スクリューで前進する小型の戦車が、コリン・ファーズ氏によって製作されたもの。
満面の笑みで戦車を操作するのがファーズ氏です。
戦車の左側面にはこんな感じ。何やら武器らしきものがついています。
右側面には大砲のようなものが。
座り心地のよさそうな操縦席には、レバーやスイッチがありました。
天井にはロケット弾が搭載されています。
戦車の製作は、ほぼファーズ氏1人のみで行われました。
板金をカットし……
パーツを一つ一つ切り出していきます。
スクリュー部分の板金を丸くする作業などは人の手を借りつつ……
溶接はファーズ氏自身で行います。
出来上がったパーツを組み立てていき……
エンジンも用意。
完成したスクリュー部分はこんな感じ。
次に板金と歯車、チェーンを組み立てて……
スクリューと車体を接続。
エンジンの動力をスクリューに伝える部分が完成。
一部に穴の開いた四角い箱は、エンジン用のガソリンタンクです。
メーターや給油口をつけてガソリンを注ぎます。
完成したエンジン周りはこんな感じ。
椅子も設置して、車体がほぼ完成しました。
というわけでテスト走行へ。地面にはスクリューがえぐった後がかすかに残っており、平たいところの走行は問題なさげ。
ぬかるんだ悪路も余裕で進めます。
しかし入水テストで問題発生。「浮力が足りなかった」とのことで、さらなる改良が必要になりました。
そこで、板金を隙間無く密閉したタンクを戦車に搭載します。
すると以下のように、波のない水面なら難なく航行可能に。
走行テストが終わり、車体の側壁や天井、サイドに武器を搭載して動作テストへ。
サイドにある主砲は飾りではなく、実際に砲撃可能。
弾はリンゴ。
リンゴをぐしゃっとつぶしながら装填します。
リンゴ砲を放つにはレバー先端のスイッチを……
ポチッ
発射
リンゴは勢いよく木に着弾。木を折るほどの威力はありませんが……
固そうな木の皮がめくれるほどの威力です。
そして、リンゴ砲の反対側にあるレバーのスイッチを押すと……
なんと火炎放射器が作動。ものすごい火力です。
さらに、天井のロケット弾に点火すると……
遠く離れた的へと一直線。
着弾
大爆発
……という風に、このムービーではファーズ氏が戦車を製作した過程の総集編を見ることができます。なお、ファーズ氏のYouTubeチャンネルでは、スクリュー製作やエンジン周りの製作、主砲の製作過程などの詳細を記録したムービーも公開されています。
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