取材

「鬼滅の刃」スタンプラリーをスピードランではなく風光明媚な九州の風景を見て心に余裕を持つための旅行ガイド


劇場版「鬼滅の刃」無限列車編の公開を記念して、JR九州とのコラボキャンペーンが行われています。その中の企画の1つが、GPSチェックイン機能を利用したデジタルスタンプラリー。九州各地を回るのも一興と、ほぼJRのみで実際に回ってみました。

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https://www.jrkyushu.co.jp/train/kimetu/

◆「鬼滅の刃デジタルスタンプラリー」挑戦にあたっての前提
この企画は、2020年10月1日(木)から12月28日(月)まで実施されるもので、対象駅13カ所を訪問してスタンプを集めるという内容。「JR九州」アプリのGPSチェックイン機能を利用するため、駅でスタンプを探したり、スタンプを押す列に並ぶことなく、該当地点近くに行ってアプリでチェックインするだけでスタンプがもらえます。

ただし、問題となってくるのは対象駅の散り方です。駅に行けばOKとはいえ、広範囲なので、JR利用で1日で回りきることは不可能。どれぐらい広範囲なのかは@wenslimeさん作成の画像を参考にしてください。


行程を組んだ人により、最短なら2日あれば回れることが示されています。@SFJ_JA22MCさん作成のプランは、1日目に8駅を回って熊本に泊まるというもの。デジタルスタンプラリーなので停車すれば下車しなくてもスタンプがもらえる点を利用して移動しています。


@MioT0422さんのプランは1日目7駅・2日目6駅というバランス型。対象駅で下車しても回れるようです。


こうしたプランが存在するということは、スタンプラリー開始の2020年10月1日(木)朝から回り始めれば、10月2日(金)夜にはコンプリートが可能ということ。しかし、さすがにこのタイミングに出かけることはできず、また、実際に回るにあたって「日が暮れて車窓からなにも見えない」というのはあまりにも悲しいので、日程を2泊3日と余裕のあるものにして、日暮れ以降はできるだけ休むことを選択。また、往復で同じ車窓を見るのも味気ないので、「一筆書き」はムリでも、できるだけ往復で別のルートを使うようにして、回ってみることにしました。

◆2020年10月1日(木)夕方:九州入り


「2泊3日」と前置きしたものの、1泊2日プランがそれぞれ箱崎と博多からスタートしているように、「朝イチの新幹線や飛行機で九州入り」ではどうしても始動が遅れてしまうため、前日のうちに九州入りしておくことにしました。スタート地点と定めたのは、箱崎でも博多でもなく熊本。新幹線移動中、徳山あたりで日暮れを迎えました。


博多に到着したのは19時前後。山陽新幹線と九州新幹線は直通列車もあるので、そのまま乗っていく手もありましたが、ここでいったん下車したのは、博多駅でラッピングトレインを見られるチャンスがあったため。このときは、博多駅に19時52分到着の「特急かもめ36号」がラッピング車両での運行でした。

「鬼滅の刃」ラッピング885系かもめ 博多駅入線 - YouTube


ラッピングトレインはそれぞれ車両ごとに異なるラッピングが施されています。1号車は竈門炭治郎。乗降扉横に炭治郎の全身姿があり、車両を横切る帯部分が炭治郎の羽織と同じ緑と黒の市松模様になっています。


2号車に近い部分には腰から上の炭治郎。


2号車は竈門襧豆子。乗降扉の横、1号車から遠い側にいるため、炭治郎とのツーショットを撮影するのはちょっと難しいところ。


代わりに、2号車と3号車の境目では襧豆子と我妻善逸を一画面に収めることができます。


3号車と4号車では善逸と嘴平伊之助が隣接。


乗降扉横の伊之助。


5号車には炎柱・煉獄杏寿郎。


6号車は映画のメインビジュアルとなっていました。


今回、スケジュールの都合上、ラッピングの「かもめ」に乗るチャンスはなく、また、すれ違うとしても停車中ではなく走行中となる見込みだったため、間近で見られたのはラッキーでした。博多駅では、多くの人がスマートフォンやカメラをラッピングトレインに向けていました。

その後、九州新幹線で熊本まで移動。翌日の移動開始に備えます。


なお、「当日になってアプリを入れておらずスタンプが押せない」というのはあまりにも悲しいので、前日までに「JR九州アプリ」(iOS版Android版)を事前にインストールしておきます。


初回起動時、JR九州Web会員でログイン・会員登録するか、せずに利用するか尋ねるダイアログが表示されます。今回、スタンプラリーをコンプリートすると抽選で1000名に限定SUGOCAがプレゼントされるのですが、その発送に会員情報が利用されるので、SUGOCAが欲しい人は登録する必要があります。


アプリ起動後の画面はこんな感じ。


「スタンプコレクション」には開催中のスタンプラリーの台紙がずらっと表示されます。「鬼滅の刃デジタルスタンプラリー」はこんな感じ。一画面に12枚しか表示されないので、左下にある岩柱・悲鳴嶼行冥の部分はスクロールしないと見られません。


「GPSチェックイン」にも「鬼滅の刃デジタルスタンプラリー」が表示されています。


◆2020年10月2日(金) 6時:熊本駅→三角駅
スタンプラリー初日は朝6時台からスタートします。今回は3日かけて九州中を回るので、企画きっぷ「ぐるっと九州きっぷ」を使用。これは、連続した3日間、JR九州全線の普通列車・快速列車の普通車自由席に乗り放題というきっぷで、特急券を購入することで九州新幹線や特急列車にも乗ることができます。ネット購入で、おとな税込1万4300円、こども税込7150円です。

ということで、また熊本駅にやってきました。


6時19分発の三角(みすみ)行きに乗車します。これが三角方面行きの始発列車です。


移動ルートはこんな感じ。


切り欠きホームになっている5番線に気動車が停車していました。


これが三角駅まで連れていってくれる列車。なお、そのまま折り返しで熊本駅まで連れ帰ってくれる列車でもあります。


車内はこんな感じのボックス席で、通学・通勤時間帯はちょっと混み合いますが、旅情はかき立てられます。


白川の向こうの方に上る朝日を見ながら移動。


宇土駅をすぎると列車は九州新幹線の高架や鹿児島本線と分かれて、西へと進路を変えます。


住吉駅を発車後しばらくすると、進行方向右側の車窓に有明海が広がります。水平線の向こう、左手側にうっすら見えているのは有明海を挟んだ島原半島・雲仙岳。


赤瀬駅の手前で海岸線から離れ山の中へ入っていき、宇土半島を南北に縦断。南岸の波多浦駅に到着。


三角駅は最初の対象駅ということで、到着前からGPSチェックインの画面を見守ってしまいました。すでに線路から微妙に外れているのが気になるところ……。


そして7時12分、三角駅に到着しました。


◆2020年10月2日(金) 7時12分:三角駅
「三角(みすみ)」という地名は、景行天皇が筑紫巡幸で通過した地であったことから「御門(みかど)」と呼ばれたものが、のちに変化したものだとのこと。


駅舎はこんな感じ。


駅前がすぐ港になっていて、天草宝島ラインや、小屋河内港・嵐口港・御所浦港・棚底港へ向かう航路が利用できます。


あとは「チェックイン」をタップすれば、スタンプゲット。


……と思ったら反応がなく、もう一度押してみたら「チェックイン範囲外です。地図で位置を確認し、実行してください」とのエラーメッセージ。GPSを利用したアプリなどでよくある、実際にいる位置とGPSのズレのせいで、チェックインに失敗したようです。

三角駅を折り返す列車は7時19分発、つまり停車時間は7分間。のんびり端末の再起動をしているとチェックインし損ねてしまう、とアプリを起動し直して再度確認してみると、三角駅に赤いマークが。


アプリのFAQによると、すでにチェックイン済みの場合も「チェックイン範囲外です」というエラーが出るとのことで、メッセージは再試行したせいだった模様。無事、三角駅のスタンプ・我妻善逸をゲットできました。


なお、原因の1つは、三角駅到達のくだりでGPSチェックイン画面を開き、今か今かと待ち構えていたせいかもしれません。JR九州アプリはスリープ復帰時やバックグラウンドからの復帰時にGPS情報を読み取ってくれるようで、アプリを開いた段階でGPSマーカーの範囲内(半径100m以内)にいると判定されると、このように「GPSチェックイン!」というボタンが表示され、タップするとチェックインできます。こっちのほうがスムーズにチェックインできる印象でした。


ちなみに、駅構内にはこのように映画のキービジュアルのポスターが掲示されています。このポスターはARアプリ「COCOAR2」(iOS版Android版)でスキャンすることでキャラクターが表示される鬼滅の刃ARフォトスポットとなっています。今回はスタンプラリーのほうに手間取ってしまったため、ポスターを読み込む余裕がなく、善逸との撮影は断念。


先ほど乗車した列車に乗り、熊本駅へと折り返しました。


熊本駅からは、平成28年熊本地震などの影響で一部区間が不通となり、2020年8月8日に全線復旧した豊肥本線で、2カ所目の対象である阿蘇駅、さらに3カ所目の別府駅を目指します。Googleのルート検索では豊肥本線経由委の方が時間がかかるため博多・小倉経由のルートが表示されてしまいますが、このルートではありません。


・つづく
熊本地震の被害から復活した豊肥本線で阿蘇の景観を満喫しつつ「鬼滅の刃」スタンプ収集をしてきた - GIGAZINE

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in 取材,   乗り物,   動画,   映画,   アニメ, Posted by logc_nt

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