レビュー

音楽のエネルギーに合わせてムーディーに光輝く「BALMUDA The Speaker」を使ってみた


水蒸気を使って外はパリッと、中はモチモチのパンを焼き上げる「BALMUDA The Toaster」やスタイリッシュなデザインの電気ケトル「BALMUDA The Pot」などを世に送り出してきた家電メーカーのバルミューダが、今度はスピーカー「BALMUDA The Speaker」をリリースしました。「BALMUDA The Speaker」は音楽のエネルギーに合わせてムーディーに光輝く機構を搭載しているということなので、実際にどんなものかを見てみました。

概要 | BALMUDA The Speaker | バルミューダ
https://www.balmuda.com/jp/speaker/

実際に、一番ダイナミックに光る「Beat」モードで使ってみるとこんな感じ。音についてはデジカメのマイクで拾ったものなので、あくまで参考程度です。

音楽のエネルギーに合わせてムーディーに光輝く「BALMUDA The Speaker」を使ってみた - YouTube

楽曲:Falcom Sound Team JDK「MIGHTY OBSTACLE」from YsVI: The Ark of Napishtim

「BALMUDA The Speaker」の外箱は黒一色のシックなデザイン。


内蓋には「よい時間をお過ごしください」と書かれており、家電製品というよりもウイスキーのような印象があります。


「BALMUDA The Speaker」本体は、不織布製の布に包まれていました。


同梱物は、不織布製の布、本体、ACアダプター、取扱説明書、スタートガイド。


これが「BALMUDA The Speaker」本体。スピーカーというよりも、ランタンのような見た目です。


大きさは直径105mm×高さ188mmで、持ち上げてみるとこんな感じ。


重さは実測で1075g。


天面側には無指向性の77mmフルレンジスピーカーが上向きに搭載されています。


ボディ部分は、本体をグルッと取り囲むように有機ガラス製のチューブが組み込まれています。透明度が高く見た目が美しいだけでなく、密閉型構造によって明瞭でキレのある音を生み出すことに貢献しているとのこと。


さらにその内側には、3基のLEDユニットと……


ステージライトが内蔵されています。「BALMUDA The Speaker」は内蔵された独自のアルゴリズムによって、0.004秒の速度で音を光の輝きに変換することが可能。アップテンポな曲から静かな曲まで、音のリズムや緩急に合わせて光が自動で明滅します。


本体下部の背面側には、電源ボタンやボリュームボタンなどが付いています。


それでは実際に使ってみます。まずは付属のACアダプターで本体を充電します。約2.5時間の充電で、Bluetooth接続時の場合は約7時間の連続使用が可能とのこと。


接続方式はBluetooth接続か、ステレオミニジャックによる有線接続。今回はiPhoneとBluetooth接続して使ってみます。


まずはPowerボタンを押して、電源を入れます。


続いてLiveLightボタンを2秒間長押しして、Bluetooth接続を有効に。


ここからはスマートフォン側でセットアップを行います。iPhoneの場合は、設定画面から「Bluetooth」をタップ。


表示された接続先の一覧から、「BALMUDA M01」を選択すると接続が完了。


これでスマートフォンの音楽を「BALMUDA The Speaker」で演奏できます。一番ダイナミックに光る「Beat」モードで使ってみたのが冒頭のムービー。音についてはデジカメのマイクで拾ったものなので、参考程度である点に注意してください。

音楽のエネルギーに合わせてムーディーに光輝く「BALMUDA The Speaker」を使ってみた - YouTube

楽曲:Falcom Sound Team JDK「MIGHTY OBSTACLE」from YsVI: The Ark of Napishtim

「BALMUDA The Speaker」は音と光をリンクさせるアルゴリズムによって、曲調に合わせてライトが輝きます。ステージライトがコンサートのようにボディを照らし上げることもあれば……


LEDライトが高速で瞬くこともあります。アップテンポな曲ではサビへの盛り上がりにかけて明滅が激しくなって、0.004秒の速さで音を光の輝きへと変換する能力を実感できます。真空管のようなボディの中できらめく白色光は、不思議とじっと見つめていたくなります。


光り方は、音楽の持つエネルギーやリズムに合わせてダイナミックに光る「Beat」、ボーカルや演奏に合わせて暖かく光る「Ambient」、音楽とは連動せずに常にキャンドルのように揺らぎながら静かに光る「Candle」の3種類から選択可能。それぞれのモードの比較が以下。

「BALMUDA The Speaker」の光り方モード3種はこんな感じ - YouTube

楽曲:Falcom Sound Team JDK「Overdosing Heavenly Bliss」from 英雄伝説 空の軌跡 the 3rd オリジナルサウンドトラック

音質は、高域は伸びやか。女性ボーカルなどの声はかなり明瞭にキレ良く聞こえます。一方、中音域はそれなりですが、低域は圧が弱め。また、0.5秒ほどの遅延が発生するようで、動きのあるムービーなどを見ながら使うと違和感がありました。

「BALMUDA The Speaker」は、税込価格3万5200円で公式サイトから購入可能です。

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in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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