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Windows 10の古いバージョンのサービス終了時期をMicrosoftが延期


Microsoftが新型コロナウイルスの流行で顧客が受けている影響を鑑みて、Windows 10 バージョン 1809(October 2018 Update)について、サービス終了予定日を2020年11月10日まで延期することを発表しました。

Revised end of service date for Windows 10, version 1809 - Windows Release Information | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/release-information/windows-message-center#410


Microsoft delays end of support for older versions of Windows 10 due to coronavirus - The Verge
https://www.theverge.com/2020/4/14/21220938/microsoft-windows-10-end-of-support-delay-coronavirus

Windows 10 バージョン 1809は、2018年11月13日(火)にリリースされたバージョンで、「October 2018 Update」として提供されたもの。Home・Pro・Pro Education・Pro for Workstationsエディションについては2020年5月12日(火)にサービスが終了する予定でした。

「Windows 10」October 2018 Updateの提供がスタート、作業は不要で準備完了時に通知アリ - GIGAZINE


しかし、世界に広がる新型コロナウイルスがユーザーに対して大きな影響を与えているため、ユーザーの負担の一部軽減を目的として、サービス終了予定日の延期が決まりました。

これにより、該当するバージョンの端末は、本来は2020年5月までしか提供されないはずだったセキュリティ更新プログラムを、2020年6月から11月まで受け取ることになります。


なお、最新バージョンであるWindows 10 バージョン 1909は2019年11月12日(火)リリースなので、サービス終了は2021年5月11日(火)の予定です。

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Windows Updateの設定を変更しておらず、これまでのアップデートを受け入れてきたというWindows 10ユーザーであれば、バージョンは1909になっているはずなので、特別な対応は不要です。

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in ソフトウェア, Posted by logc_nt

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