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伝染病で人類全滅を目指すゲーム「Plague Inc.」に「感染拡大を食い止めて世界を救う」新モードが追加される予定


PCやスマートフォンなど複数のプラットフォームでリリースされている「Plague Inc.」は、細菌やウイルスの性質を少しずつ変化させながら、世界中に感染を拡大させ、人類の滅亡を目指すゲームです。開発会社のNdemic Creationsは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を受け、Plague Inc.にこれまでのゲーム内容と真逆となる「伝染病の感染拡大を食い止めて人類の滅亡を防ぐ」という新しいゲームモードを追加すると発表しました。

Plague Inc. gives a quarter of a million dollars to fight COVID-19 - Ndemic Creations
https://www.ndemiccreations.com/en/news/175-plague-inc-gives-a-quarter-of-a-million-dollars-to-fight-covid-19


伝染病を題材にしたPlague Inc.は、COVID-19の感染拡大と共に「その内容が現実にリンクしている」と話題になり、2020年1月にはiOS向けゲームアプリの人気ランキング1位に輝いたことが報じられています。

新型コロナウイルスの影響で「伝染病で世界を破滅させる」ゲームが人気ランキング1位に - GIGAZINE


Ndemic Creationsは、感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)世界保健機関(WHO)COVID-19連帯対応基金に、25万ドル(約2750万円)を寄付したと明らかにしました。


Plague Inc.を制作したジェームズ・ヴォーガン氏は「Plague Inc.をリリースした2012年には、現実がPlague Inc.のようになったり、多くのプレイヤーがPlague Inc.を遊んで現実のパンデミックを乗り切ろうとするなどとは想像もしていませんでした」と語り、「COVID-19のワクチン発見に向けたWHOとCEPIの重要な活動を支援できることを誇りに思います」と述べています。


寄付を受けたCEPIのリチャード・ハチェットCEOは「COVID-19のワクチン開発作業という前例のない課題への我々の取り組みに、Ndemic Creationsが惜しみなく貢献してくれたことを大変嬉しく思います」と述べ、「Plague Inc.は、世界が直面している課題に対する認識を高める上で重要な役割を担っています。民間企業が政府や慈善団体と協力して、資源や専門家を集めて、世界全体が協調することによってのみ、このような新しい伝染病の脅威を食い止めることができるのです」とコメントしています。

また、Ndemic CreationsはCEPIやWHOに寄付を行う上で「プレイヤーが病気の発生と感染を止めるために活躍するゲームを作れないか」という要望を複数の人から受けたとのこと。そこで、25万ドルの寄付と同時に、Plague Inc.に要望のあったゲームモードを追加すると発表しました。


Plague Inc.の通常モードでは、プレイヤーは与えられた細菌やウイルスを変異させ、さまざまな気候に適応させたり症状を変化させたり抵抗性を上げたりしながら、世界中のすべての人間が感染して死に至るのを目指します。

しかし新しいゲームモードでは、プレイヤーは病気の進行を管理し、医療システムを強化しながら、トリアージや隔離、公共施設の閉鎖など、現実に行われているさまざまな取り組みを実施して、感染拡大と人類の滅亡を防ぐというものになっているとのこと。この新しいゲームモードはWHOやGlobal Outbreak Alert and Response Networkの専門家による監修を受けて開発されているそうです。

なお、新しいゲームモードは近日中にアップデートによって追加される予定で、COVID-19のパンデミック期間中であればすべてのPlague Inc.のプレイヤーが無料でプレイ可能とのことです。

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in ゲーム, Posted by log1i_yk

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