取材

ドールズフロントライン「NTW-20 貴族体験館」、ライフルやエプロンの細部までこだわったフィギュア造形の時代転換を感じられる作品に


ワンダーフェスティバル 2020[冬]の公式レーベル「ワンダーショウケース」第38期に選出された作品は、いずれも作品そのものの質や世界観を重視した作品ばかり。特にWSC#102 RICO氏作、ドールズフロントラインから「NTW-20 貴族体験館」は銃器を3DCADでモデリングしており、エプロンも立体裁断されている感じを細かく再現するなど「美少女フィギュア造形の最前線」となっています。

第38期Wonder Showcaseにドールズフロントライン 「NTW-20 貴族体験館」を選出して頂きました。
大好きな作品・キャラクターでWSCに選んで頂けて大変光栄です。
今後も魅力的なフィギュア作りを追求して勉強していきますので、皆様今後ともよろしくお願い致します! pic.twitter.com/I4prgfTAQB

— RICO@WF7-26-09 (@Enrico_shin)



また、元となったイラストは以下のもの。

【スキン紹介】
NTW-20専用スキン『貴族体験館』の紹介です!
「2019年4月4日(木)メンテナンス後」からスタートする期間限定スキンテーマ『見習いメイドの日』にて入手可能です!
また、こちらのスキンにはLive2Dが実装されています!

※本スキンはスキンガチャで入手可能です。 #ドルフロ pic.twitter.com/INDivGBnmd

— ドールズフロントライン公式 (@GirlsFrontline)


銃を擬人化したスマートフォン用のゲーム「ドールズフロントライン」に登場する「NTW-20 貴族体験館」がモデル。ライフルを携えながらティータイムを満喫するという独特な世界観を見事に表現しています。


大きさは1/6スケールで、ライフルも合わせると全高300mmとなっています。


紅茶を喫するNTW-20には笑みが浮かんでいます。


銃器であればYouTubeなどを見て内部構造を把握し、造形作品に落とし込む際に堅持しなければならないデザインを取捨選択するというRICO氏。エプロンの立体感やスコープの細かい凹凸まで再現されています。


スカートの微妙な曲線や……


ケーキのホイップクリームまでリアルに再現されています。


NTW-20 貴族体験館の原型はこのようになっていました。


RICO氏は元プログラマーで、夢を諦めきれず独学でゲームデザイナーの道を進んだ経歴を持つ人物。じっと目をこらさなければ気づかないように細部をリアルに再現することで、全体を見てもフィギュアが生き生きと感じられる作品でした。


なお、サイズは1/6スケール(フィギュア頭頂高250mm、ライフル先端高300mm)のレジンキャストキットで、価格はワンフェス会場販売分40個限定が税込4万5000円、ワンフェス以降の一般小売価格は税別5万5000円となっています。

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in 取材,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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