ゲーム

ターミナル上でサクッと遊べるテキストベースのシューティングゲーム「Terminal Phase」


コマンドライン上でソフトウェア操作やOSの設定を行う際に、非常に便利なのがターミナルエミュレータ。そんなターミナルエミュレータ上でシューティングゲームができる「Terminal Phase」をChristopher Lemmer Webberさんが開発し、無料のオープンソースソフトウェアとしてGitLabに公開しています。

Christopher Lemmer Webber / terminal-phase · GitLab
https://gitlab.com/dustyweb/terminal-phase

Terminal Phase 1.0 -- DustyCloud Brainstorms
https://dustycloud.org/blog/terminal-phase-1.0/

実際に動作を確かめるため、今回はUbuntuにTerminal Phaseをインストールしてみます。動作にはRacketが必要なので、下記コマンドを実行してインストールします。

sudo add-apt-repository ppa:plt/racket

sudo apt install racket -y


続いて以下のコマンドを実行してTerminal Phaseをインストールします。実行するとTerminal Phaseに必要なパッケージのインストール可否を何度か問われるので、Enterキーを押して先へ進みます。


raco pkg install terminal-phase


インストールが完了したら、下記コマンドを実行してTerminal Phaseを起動。

raco terminal-phase


ゲームのスタート画面が表示されました。


実際にプレイするとどんな感じになるのかは、以下のムービーを見るとよくわかります。

「Terminal Phase」をプレイするとこんな感じ - YouTube


操作方法は方向キーで移動、Spaceキーで射撃と至ってシンプルで、右から流れてくる敵機に撃墜されるか、赤いブロックに当たると自機が減り、3機ある自機がなくなるとゲームオーバーです。残機を回復させるアイテムはないので、慎重に進める必要があります。


自機は「」で表され、射撃することで敵機や敵機の弾を破壊可能。Spaceキーを長押しすれば弾を連射できます。


敵機は「」や「S」など、文字や色によって特性が分けられていて、自機を追尾する弾を撃ってきたり、変則的な動き方をしたりします。


」のブロックは弾でも破壊できないので、よける必要があります。


大量の敵機が迫ってくることもあれば……


わずかなブロックの隙間を縫う必要があることも。


まだリリースされたばかりでステージが少なく、あっさり最後までクリアしてしまいました。


エンドロールのクレジットがクリアを祝福してくれます。


記事作成時点ではレベル1のステージしか用意されていませんが、今後レベルを追加していくとのこと。また、Terminal Phaseの開発記録がYouTubeに公開されており、ゲーム開発の裏側を知ることができます。

Terminal Phase: terminal-based space shooter (live development preview) - YouTube

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in レビュー,   ソフトウェア,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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