額からしっぽが飛び出たユニコーンのような見た目の子犬が可愛すぎると話題に

非営利の犬の保護団体であるMac's Missionが、額からしっぽが生えたユニコーンのような見た目の子犬を保護しました。ユニコーンのような見た目の子犬は「Narwhal(イッカク)」と名付けられ、世界中から「可愛すぎる」とイッカクの虜になってしまったユーザーからの声が集まっています。

Narwhal, the 'unicorn' puppy with a tail growing out of his forehead - CNN
https://edition.cnn.com/2019/11/13/us/narwhal-unicorn-puppy-tail-intl-hnk-scli/index.html

’Unicorn puppy’ with a tail on his forehead, named Narwhal, rescued in Missouri - The Washington Post
https://www.washingtonpost.com/science/2019/11/13/meet-narwhal-rescued-unicorn-puppy-with-tail-his-face/

アメリカのミズーリ州で、Mac's Missionが凍傷になりかけの生後10週間程度の子犬を保護しました。この子犬の額には小さなしっぽが生えており、まるでユニコーンのような見た目だったことから、「イッカク」という名前が付けられました。

Mac's Missionが投稿したイッカクが遊ぶ様子を撮影したムービーが以下のもの。額には小さなツノのようなしっぽが付いています。

イッカクの見た目はこんな感じ。イッカクは額とお尻にしっぽが1本ずつ生えており、額のしっぽは動かすことができないそうです。

Mac's Missionによると凍傷は既に回復傾向にあるとのことで、「薬を摂取して体を温めている以外は普通の子犬と変わらず健康」だそうです。

X線検査を行ったところ、額のしっぽ部分には骨が通っておらず、痛覚も通っていないことが明らかになっています。そのため、額のしっぽを手術で取り除く理由はなく、Mac's MissionはFacebook上に「額にあるしっぽはイッカクを煩わすことはありません」と投稿しています。

イッカクはダックスフントとテリアのミックス犬と一緒に発見されたそうで、Mac's Missionの職員はこの犬がイッカクの父親なのではと推測しています。

なお、イッカクの父親と思われる犬は「Poppa Smurf」と名付けられており、以下のツイートにはイッカクとPoppa Smurfがじゃれ合う様子を撮影した写真が添付されています。

Mac's MissionがイッカクについてFacebook上に投稿したところ、たちまちインターネット上で人気が爆発。ネット上ではイッカクに身も心も捧げるかのようなツイートが散見できます。

「この保護されたイッカクという名の子犬は、生まれながらに目と目の間にしっぽが生えています。この子犬は私の胸を締め付けています……良い意味で」

「ユニコーンが子犬になることを知っておくべき！！！」

「イッカク以上に子犬が欲しいと思ったことはないね」

「ボクはイッカクとそのフロントワイパー(のような見た目のしっぽ)のためなら死ねるわ」

イッカクを保護したことで予期せぬ注目を集めることとなったMac's Missionは、「我々スタッフは夢の中にいるかのような心地です」と語っています。また、Mac's Missionによるとイッカクは予防接種などの医療処置を受けたのち、里親が募集されることとなるそうですが、「額のしっぽが大きくなるなどの問題にならないように、もう少し様子を見たいと考えています」とも述べています。

なお、Mac's Missionは公式サイト上にイッカクの専用ページを開設しているので、イッカクに関する最新情報はこのページに更新されることとなるようです。

Narwhal News | copy2-iampitbull