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伝説的な“史上サイテー映画”「死霊の盆踊り」&「プラン9・フロム・アウタースペース」がスクリーンに奇跡の復活で特報公開


手がけた映画はいずれもヒドいもので興行的にも失敗し「史上最悪の監督」と称されるエドワード・D・ウッド・Jr(エド・ウッド)の作品から2作品が、「死霊の盆踊り」HDリマスター版「プラン9・フロム・アウタースペース」総天然色版として2019年・2020年に相次いで映画館で復活を遂げることになり、その特報映像が公開されました。

追記:
2019年12月12日に「死霊の盆踊り」HDリマスター版の本予告も公開されたので、追加しました。

死霊の盆踊り HDリマスター版&プラン9・フロム・アウタースペース 総天然色版 特報映像 - YouTube


公開は、映画評論家で「ムトゥ 踊るマハラジャ」を日本で紹介した人物でもある江戸木純さんが総合プロデュースする「サイテー映画の大逆襲2020!」という企画によるもの。

「死霊の盆踊り」は1965年公開作品。エド・ウッドは原作・脚本担当で、監督はA・C・スティーヴン。夜のドライブに出かけたホラー小説家のボブと恋人のシャーリーが、運転を誤って、夜の帝王クリスウェルと闇の女王による供宴が繰り広げられている墓場に迷い込んでしまい、捕らわれて、死霊たちの裸踊りを延々と見せられることになる……という作品です。日本では1986年に公開されていて、邦題は江戸木さんによるもの。


「プラン9・フロム・アウタースペース」は1959年公開の作品で、監督・脚本・編集をエド・ウッドが担当。アメリカ各地で空飛ぶ円盤が目撃されるようになり、円盤から政府にコンタクトが試みられるものの、そのメッセージを理解しなかった軍の上層部は対話を拒絶し、円盤を攻撃。仕方なく、宇宙人は死者を蘇らせて地球を征服する「第9計画」を発動する……という作品。お笑いユニット「ザ・プラン9」の名前は本作に由来しています。


「死霊の盆踊り」HDリマスター版は2019年12月28日(土)からシネマカリテで、「プラン9・フロム・アウタースペース」総天然色版は2020年1月11日(土)からシネマカリテで、それぞれ公開です。

・2019/12/12追加
「死霊の盆踊り」HDリマスター版の本予告映像が公開されました。

「死霊の盆踊り」HDリマスター版 本予告 - YouTube

©1965 Astra Productions, under license from Vinegar Syndrome
©Legend films.

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in 動画,   映画, Posted by logc_nt

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