迫り来る悪の生命体に向かって波動砲をぶっ放せ、ついに復活した人気シューティング最新作「R-TYPE FINAL2」試遊レビュー

2019年4月1日にグランゼーラから制作が発表された「R-TYPE FINAL2」は、1987年にリリースされたシューティングゲーム「R-TYPE」のシリーズ最新作。2019年6月からKickstarterでクラウドファンディングがスタートし、わずか8日で目標額の倍以上となる9886万3825円を集めて話題となりました。そんな「R-TYPE FINAL 2」がついに東京ゲームショウ2019で試遊できるというので、さっそく遊んできました。
東京ゲームショウ2019 | 株式会社グランゼーラ
https://www.granzella.co.jp/tgs2019/
第4ホールにあるグランゼーラのブースでR-TYPE FINAL 2の試遊が可能でした。


実際にR-TYPE FINAL 2を試遊したところが以下のムービー。BGMはヘッドホンによる再生のため、音声はムービーに収録されていません。また、以下のムービーや画面写真はあくまでも開発中のものとなります。
東京ゲームショウ2019で試遊した「R-TYPE FINAL 2」のデモ版はこんな感じ - YouTube
R-9が登場、宇宙にある巨大構築物の中に単身乗り込みます。画面下にあるのが波動砲ゲージ。R-TYPEΔやR-TYPE FINALにあった「速度切り替え」はデモ版にはありませんでした。

ただし、グランゼーラによる画面写真には「Speed LV」とあるので、製品版では速度切り替えも実装されるかも。

波動砲を放つためにショットボタンを長押し。するとR-9の先端に光が凝集して……

ボタンを離すと波動砲を発射し、向かってくる敵を一掃します。

画面端からアイテムキャリアーのTP-2パウアーマーが登場。

倒すと出現するレーザークリスタルをゲットすると、背後からフォースが現れました。R-TYPEシリーズは、このフォースを自機の前や後ろに取り付けることができる特殊武装で、敵の攻撃も一部無力化できるという優れもの。「フォースをどう使うか」が、R-TYPEシリーズにおける重要な戦略のカギになります。

そしてR-TYPEシリーズの敵は邪悪な生命体であるバイド。向かいからやってきた敵は、バイドに侵食された戦闘機のようです。自機と同じくフォースのような物体を装備しているために味方のように見えますが、もはやバイドに侵食されている以上、せん滅しなくてはなりません。

悲しみを押し殺し、波動砲で焼き払います。

そして、R-TYPEを象徴する武装ともいえる反射レーザーを獲得。青く細いレーザーは地形にあたると反射します。

ヘビのように長い敵は、体を構成するブロックを破壊することができます。初代R-TYPEの2面にも似たタイプの敵が登場しました。

フォースは自機の前に装着することで、敵の弾から身を守ってくれるバリアーとして機能しますが、フォースを前に打ち出すことで弾幕を厚くすることも可能。

敵の群れの中にフォースを打ち込み、一気に勝負を決めるという戦い方も重要。

あくまでも開発中のデモ版ということでボスは登場せず、ここでゲームは終了。

実際にプレイしてみると、PlayStation 2でリリースされた前作のR-TYPE FINALと比べて、ハードウェアや技術の進歩によって映像のクオリティが大きく上がっている印象的。特に波動砲やレーザーの派手なエフェクトは技術の進化を感じる一方で、派手過ぎて画面が少し見づらくなることもあったように感じました。「R-TYPE FINAL 2」はまだ開発中なので、これからの進化に期待したいところ。
なお、グランゼーラのブースでR-TYPE FINAL 2などの出展タイトルを試遊すると、缶バッジがもらえるキャンペーンが開催されています。
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