メモ

極秘任務を遂行する無人宇宙船「X-37B」が自己最長となる718日間を超えて地球周回飛行中

By U.S. Air Force

2019年8月26日(月)、アメリカ空軍が所有する無人スペースプレーンX-37B」が前回のミッションで同機が樹立した宇宙空間での地球周回軌道の飛行時間記録717日間を塗り替えました。

X-37B Military Space Plane Breaks Record on Latest Mystery Mission | Space
https://www.space.com/x-37b-military-space-plane-otv5-duration-record.html

X-37BはOTV(Orbital Test Vehicle)と呼ばれる全長8.8メートル・高さ2.9メートル・翼幅4.6メートルの実験用無人機です。アメリカ空軍は、「アメリカの未来のための再利用可能な宇宙船技術の研究」を理由として、地球周回軌道時における高度誘導システム・ナビゲーションとコントロール・熱防護システム・アビオニクス・高温材料と密閉性・再利用可能な絶縁体・自動軌道飛行・大気圏再突入と着陸などに関するデータを、X-37Bを活用して収集していると発表しています。X-37Bに関する宇宙飛行実験は今回のミッションで5回目となりますが、各ミッションで実際にどのようなデータを収集したのかや、進捗状況に関する詳細は明かされておらず、「偵察活動や秘密兵器の開発などに運用されているのでは?」という憶測を呼んでいます。

By U.S. Air Force

SpaceXのFalcon 9ロケットによって2017年9月7日に打ち上げられたX-37Bは、同機体が前回ミッション時に打ち立てた717日20時間42分という飛行記録を2019年8月26日時点で破りました。X-37Bは記事作成時点も地球周回軌道にあるため、継続飛行時間の記録を更新し続けています。

ただし、この記録はあくまでX-37Bに関する記録。宇宙飛行の最長記録としては1977年9月5日に打ち上げられてから2019年8月時点においても宇宙空間を漂い続けているボイジャー1号2号がトップになります。

X-37Bの各ミッションでの飛行日数は225日・468日・675日・717日と順調に増加し続けており、記事発表時点でミッション1回目から5回目にかけての総飛行日数は2804日。アメリカ空軍は長期にわたって宇宙空間での実験を続けています。

・つづき
謎に包まれた無人宇宙船「X37-B」が極秘任務を終えて780日ぶりに地上へ帰還 - GIGAZINE

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
極秘の任務を終えた米軍のシャトル型無人宇宙機「X37-B」が718日ぶりに地上に帰還 - GIGAZINE

太陽光で進むソーラーセイル宇宙船「ライトセイル2号」、地球周回軌道で実証実験へ - GIGAZINE

月面に墜落した月探査機に数千匹のクマムシが乗っていたことが発覚、月面で繁殖する可能性も - GIGAZINE

人類史上初めて宇宙空間で犯罪が行われた可能性、NASAの宇宙飛行士が不正アクセスの疑い - GIGAZINE

in メモ, Posted by log1k_iy

You can read the machine translated English article here.