映画「ソニック・ザ・ムービー」のソニックのデザインが変更された件についてドクター・エッグマンを演じるジム・キャリーがコメント

実写映画化が決定し、既に予告編も公開されている「ソニック・ザ・ムービー」ですが、肝心要のソニック・ザ・ヘッジホッグのデザインが不評で、最終的に3DCGモデルのデザイン変更が行われることとなりました。このデザイン変更について、実写版で悪役のドクター・エッグマンを演じるジム・キャリーが、自身の考えについて語っています。

Jim Carrey Responds To Sonic The Hedgehog Movie Controversy - GameSpot
https://www.gamespot.com/articles/jim-carrey-responds-to-sonic-the-hedgehog-movie-co/1100-6468880/

ソニックの実写映画版となる「ソニック・ザ・ムービー」は、2018年12月に初めてティザーポスターが解禁されました。この時点であまりにも人間の体に似通ったシルエットをしているということで、ソニックのデザインを心配する声があがっていました。

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そして2019年3月、映画「ソニック・ザ・ムービー」のマーケティングを担当するHamagami/Carrollが、自社サイト上に実写版ソニックのビジュアルを公開。あまりにも独特すぎる見た目に、このタイミングでも海外ゲームメディアからは悲鳴があがっていました。

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2019年5月、ついに映画「ソニック・ザ・ムービー」の予告編が公開されたのですが、Hamagami/Carrollが公開したソニックの見た目そのままに映像化されており、評価は低評価が高評価を上回ることに。ユーザーからは「ソニックの見た目をこう変更した方がいいのでは？」という提案までされる始末でした。

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あまりにもファンから批判の声が殺到してしまったため、予告編公開から数日で映画の監督を務めるジェフ・ファウラー氏がソニックのデザイン変更を約束する事態にまで発展しています。この変更により、映画「ソニック・ザ・ムービー」の公開日は2019年11月から2020年に延期されました。

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そんな中、物議をかもす映画「ソニック・ザ・ムービー」にドクター・エッグマン役で出演するジム・キャリーが、TV批評団体・Television Critics Associationのプレゼンテーションに登場し、ソニックのデザイン変更について語りました。なお、プレゼンテーションのメインテーマはジム・キャリーが出演するドラマ「Kidding」についてだったため、ソニック・ザ・ムービーについて詳細に語られるシーンはなかったようです。

ジム・キャリーはソニックのデザイン変更について、「私は観客たちが作り出そうとしているそれ(新しいデザインのソニック)について、自分がどのように感じているのかまったくわかりません。時に、(ソニックのデザイン変更のように観客の)集合意識が何かを求めてその詳細を決めた場合、それを手に入れてはじめてそれが引き起こすものを知ることができます」とコメント。さらに、「すべてのものの所有権は私たちの手から完全に離れてしまっています」と語っています。

ジム・キャリーが語った通り、ソニックの新デザインがどのような影響を及ぼすかは映画が公開されてみるまで不明。なお、ソニック・ザ・ムービーの新しい公開日は2020年2月14日となっています。