ネットサービス

Amazonの不正レビューを判定するだけではなく「なぜ不正レビューと判定されたのか」も詳しく教えてくれるネットサービス「ReviewMeta」


Amazonでは、「購入時の参考に」という理由で、商品に対するレビュアーのオススメ度である「星」を表示しています。しかし、それを逆手に取った業者が自社の商品に星5のレビューを多数投稿するようになってしまい、レビューの信頼度が揺らいでいます。「ReviewMeta.com」は、虚偽のレビューがどれだけ多いのかを判定するだけでなく「なぜこの商品のレビューが信頼できないのか」という理由を詳細に教えてくれるサービスです。

ReviewMeta.com - Amazon Review Checker
https://reviewmeta.com/

公式ページにアクセスすると、「ReviewMetaによる解析結果はあくまで『見積もり』です」「『異常なし/注意が必要/異常』という判定結果は『偽レビュー』を指し示すものではありません」「ReviewMetaはAmazonや特定のブランド/販売店からお金をもらってるわけではありません」という注意事項が表示されます。「I understand and agree」をクリックして、注意事項に同意します。


ReviewMeta.comのトップページはこんな感じ。ReviewMetaにはiOSアプリ版やAndroidアプリ版、Chrome・Firefoxなどの拡張機能のバージョンもありますが、今回はウェブブラウザからReviewMetaをサクッと使ってみます。ReviewMeta.comの上部か中段の検索欄にAmazonの商品ページのURLを入力して、横の「RUN REPORT」か「GO」をクリックするだけでOKという簡単設計。


というわけで、今回は319件もカスタマーレビューが投稿されたBluetoothイヤホンのレビューを実際に調査してみます。


319件のカスタマーレビューの星の分布はこんな感じ。トータルでは、5つ星のうち4.2という評価。


レビューを見ると、星4.2だけあって基本的には絶賛の嵐。しかし、たどたどしい日本語のレビューも複数投稿されていました。


ReviewMetaでこの製品を調べてみると、その真の評価は星4.2ではなく3.5とのこと。約75%のレビューは「不自然なレビュー」とのことです。


「Report Card」の欄にはその理由が表示の一覧がありました。「FAIL(異常)」と赤いアイコンで表された「Rating Trend(レビューの推移)」「Suspecious Reviews(疑わしいレビュアー)」などは、「この商品のレビューが疑わしいという要因」を示しています。一方、「PASS」と緑色のアイコンで表された「Unverified Purchases(レビューアーの購入率)」などは異常はなかったということになります。


理由の詳細も見ることができます。「Most Trusted Reviews/Least Trusted Reviews」は、レビューの中から「最も信頼できるレビュー」と「最も信頼できないレビュー」をよりすぐって表示してくれるもの。


最も信頼できないとされていたレビューがこれ。一見した感じでは変なレビューには見えませんが……


このレビューに対するReviewMetaの判定には、「この商品しかレビューを投稿していない」「星の平均値が高すぎる」「レビューの大量投稿が起きた日に投稿された」などの表示が。ReviewMetaは複数の理由から総合的に「信頼度」を判定しているようです。


「Rating Trend(レビュー投稿日の推移)」のグラフを見ると、2019年6月頃にレビューの大量投稿があったことがわかります。左下の詳細欄によると、「最もレビューが多かった日」は2019年6月6日と6月26日で、12件ずつレビューが投稿されたそうです。右下には、大量投稿のレビューの星の平均値が表示されており、その値は星4.8。他の期間での平均値4.3をかなり上回った結果です。


「Overlapping Review History」は、「この商品のレビュアーが他にもレビューしている品」を表示してくれます。該当する品はモバイルバッテリーやヘッドセット、イヤホンなどですが、いずれも聞いたこともないブランドのものばかりでした。


以前にレビューした同様の機能を持つAndroidスマートフォンアプリ「レビュー探偵」を使ってみると、このBluetoothイヤホンの真の評価は星1.7が適切とのこと。星3.5相当としたReviewMetaとはかなり差が出ました。


687件のカスタマーレビューが投稿され、Amazon's ChoiceもついたBluetoothイヤホンでもReviewMetaとレビュー探偵を試してみます。


Amazonのレビューでは、星5が90%を越えています。


しかし、例によって、レビューには日本語があやしいものが多数。


ReviewMetaを使ってみると、このBluetoothイヤホンの真の評価は4.5でした。


レビュー探偵ではこのBluetoothイヤホンの真の評価は星1.8。ReviewMetaとレビュー探偵では判定結果に差があり、基本的にReviewMetaは甘めの星を、レビュー探偵は厳しめの星をつける傾向がありました。ReviewMetaは英語圏がメインのネットサービスなので、日本語レビューの判定はメインではないことが判定の差につながっているのかもしれません。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
Amazonの不正レビューを一発で判定して「真の評価」を教えてくれるアプリ「レビュー探偵」 - GIGAZINE

Googleで検索した動物がAR空間に登場して触れ合える機能がリリースされる - GIGAZINE

AIが自分だけのマジック:ザ・ギャザリングのカードを自動で生成してくれる「Magic AI」 - GIGAZINE

ネットに強いゴリラが集い「ウホ」を送りあってバナナをゲットするゴリラ専用SNS「banuho(バヌーホ)」 - GIGAZINE

普段からどれだけ説明文を読み飛ばしてウェブサイトを閲覧しているのかを痛感させられる「User Inyerface」 - GIGAZINE

イベントでの買い子さんを支援するために生まれたアプリ「Caico」のベータ版を使ってみた - GIGAZINE

in ネットサービス, Posted by log1k_iy

You can read the machine translated English article here.