2019年05月13日 12時10分試食

「よこすか海軍カレー」の深いコクと玉ネギの甘みを取り込んだエースコック「よこすか海軍カレーラーメン」と「よこすか海軍カレーうどん」

神奈川県横須賀市は古くから軍港が置かれた町であるということで、1999年に町おこしのために名物「よこすか海軍カレー」が生み出されました。このカレーは、1908年(明治41年)発行の「海軍割烹術参考書」に収録された、当時の海軍で食べられていたというカレーライスの調理法をもとにしていて、横須賀市内にある認定店舗だけが「よこすか海軍カレー」を名乗れます。

エースコックは2018年に「よこすか海軍カレー」をカップ麺化。2019年5月13日(月)発売の新バージョンでは、さらに玉ネギの甘みを高めて味わい深いカレースープになっているということなので、実際に食べて確かめてみました。

よこすか海軍カレーラーメン｜商品情報｜エースコック株式会社
https://www.acecook.co.jp/products/detail.php?id=960

よこすか海軍カレーうどん｜商品情報｜エースコック株式会社
https://www.acecook.co.jp/products/detail.php?id=961

これが「よこすか海軍カレーラーメン」です。

ネイビーブルーが基調となったデザインのパッケージの側面には、よこすか海軍カレーのあらましが記載されていました。

原材料を見ると、スープには「ポーク調味料」「野菜パウダー」「ポークエキス」などが使用されているほか、「粉末ソース」で味付けされているのが分かります。かやくの欄には「ポテト」「玉ねぎ」「人参」などのカレーらしい具材名が記載されていました。

カロリーは1食62gあたり262kcalです。

フタを開けてみると、お湯を注ぐ前からカレーの香りがカップから漂ってきて食欲を刺激します。

さっそくお湯を注いでタイマー4分にセット。

4分間後にフタを開けると、カップからカレーの香りが立ち上ってきて部屋中に充満します。

まず最初にスープを一口飲んでみると、カレーの風味が口の中に押し寄せてくるとともに、濃厚な野菜のうまみとピリッとした辛さが舌の上に広がりました。

麺を食べてみると、スープは味付けが濃いめで、とろみも強いので、やや麺の食感や味が隠れてしまう印象だというのが正直なところ。見方を変えると、主役のカレースープの味わいを前面に味わうことができるので、スープを単体で飲むだけでは分からなかった、ソースの香りとうまみまで後味として感じることができる麺とスープのコンビネーションとなっていました。

次に、「よこすか海軍カレーうどん」を見てみます。パッケージは「よこすか海軍カレーラーメン」と同様にレトロな雰囲気を醸し出していますが、基調となる色がネイビーブルーから黄色に入れ替わっているので、よりカレーらしい印象を受けるデザインになっています。

原材料を見てみると、スープには「よこすか海軍カレーラーメン」では使用されていなかった「カレー粉」「小麦粉」が入っているほか、味付けにも「チキン調味料」や「魚介風味調味料」が使われていることが分かります。

1食63gあたりのカロリーは275kcalで、内容量とカロリーともに「よこすか海軍カレーラーメン」よりも若干多めになっています。

フタを開けると、ダイス状のポテトや人参などの具が入っているのが見えました。

お湯を注いで4分後にフタを開けたところがこれ。

食べてみると、「よこすか海軍カレーラーメン」よりも味がまろやかで、魚介のダシもよく効いています。スパイシーさはやや少なめですが、その分辛さが抑えられているので、辛いものが苦手な人や小さな子どもにもオススメできる味わいに仕上がっていました。

「よこすか海軍ラーメン」と「よこすか海軍カレーうどん」は全国の小売店で販売されていて、価格はいずれも税込194円です。また、Amazon.co.jpでは12個入りが購入可能で、価格は記事作成時点で「よこすか海軍カレーラーメン」が税込2369円、「よこすか海軍カレーうどん」が税込2489円となっています。

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