レビュー

無料でブラウザから3DCGがさくっとデザインできる「Vectary」レビュー


3DCGを作成するには専用のソフトが必要ですが、3DCGを本格的に作成するためのソフトは高価で複雑なもの。「Vectary」はブラウザ上で3DCGのモデリングやレンダリングが可能なサービスで、基本無料で利用することが可能です。

Vectary – The Easiest Online 3D Design & 3D Modeling Software
https://www.vectary.com/


サービスを利用するには、右上にあるSign-upをクリック。


GoogleアカウントやFacebookアカウントと紐付けてログインすることが可能。今回はメールアドレスとパスワードを入力し、「Continue」をクリックして登録します。


規約確認を促されるので、3点にチェックを入れて「Log in or Create account」をクリック。


ログインに成功するとこんな感じ。新しいモデルを作るには「Create a new project」をクリックします。


最初にプロジェクトを作成すると、機能説明を見ることができます。今回は「Skip」をクリックして省略しました。


3DCGモデルの作成画面はこんな感じです。


まずは上のメニューバーの左から3番目にある箱のアイコンをクリックし、「Box」を選択すると……


中央に箱が出現。


描かれている矢印をドラッグすると、その方向に箱が移動します。


また、円弧の部分をドラッグすると、箱が回転。


上のメニューバーから、左から4番目の「T」をクリックすると、文字が表示されます。右側の入力欄に打ち込んだ文字がそのまま3DCGモデルになるというわけです。


フォントの種類・スタイル・配置・大文字小文字を切り替えることが可能です。


箱や文字など作成したオブジェクトは自由に色を変えることができます。右のカラムの下にあるカラーパレットから好きな色を選択すると、オブジェクトの色が変化します。


また、上のメニューバーの右から二番目をクリックすると、さまざまな加工を選択可能。モデルにひねりやゆがみを加えることができます。


複数のオブジェクトを重ねて編集することも可能。「GIGAZINE」と「G」をそれぞれサイズと色を変えて同時に表示してみたところが以下の画像。


右上の「Render」から、作成した3DCGモデルのレンダリングを行うことができます。


また、作成した3DCGモデルは、OBJ・DAE・USDZ・GLB・glTF・STL・Facebook 3D Photoという形式で出力することが可能でした。


Vectaryは個人使用であれば基本無料で、すべてのツールを使用して3プロジェクトまで作成することができます。また、100プロジェクトが作成可能な月9ドル(約1000円)のPremium、プロジェクト作成数が無制限になるビジネスプランとして1チームで使えて50GBまでデータを埋め込める月49ドル(約5500円)のStudioと、20チームまで使える月199ドル(約2万2000円)のCompanyといった有料プランも用意されています。

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in レビュー,   ソフトウェア, Posted by log1i_yk

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