取材

アニメ&コスプレ愛が炸裂したハワイ最大の100%オタクのためのイベント「カワイイ☆コン」現地レポート、居心地最高の愛あふれる空間はこんな感じ


日本のマンガとアニメへの愛を爆発させるハワイ最大にして最初のアニメ・コンヴェンション「カワイイ☆コン」は、地元のオタクコミュニティとアニメへの愛のために開催される完全に非営利のイベント。2005年から10年以上も続くこのイベントは、年に1度、3日間にわたって日本文化のあらゆる側面を祝うものとのこと。2019年は現地時間の4月5日~7日まで開催されるということで、オタクたちが出会い、交流し、楽しみ、マンガへの愛を共有するイベントに、実際に行ってきました。

Home - Kawaii Kon
https://kawaiikon.com/

カワイイ☆コンの会場であるハワイ・コンベンション・センターはハワイ最大のショッピングモール「アラモアナセンター」のすぐ近く。住所は「1801 Kalakaua Ave, Honolulu, HI 96815」となっています。


ハワイ・コンベンション・センターの総床面積は約10万2千平方メートルで、ヤシの木に囲まれ、ハワイらしさが感じられるオープンエア構造になっています。2015年公開の「ジュラシック・ワールド」のビジターセンターとしても使われています。


建物の周囲にはカワイイ☆コンののぼり。


入口はこんな感じで……


エントランスは吹き抜けで、太陽光がふりそそぐ明るくオープンな空間。建物内でもヤシの木がのびのびと生えており、日本のイベント会場とはかなり雰囲気が異なります。


こんな感じでカワイイ☆コンの案内が立てかけられていました。カワイイ☆コンへの参加登録は、1階にあるインフォメーションセンターで行うという仕組み。2階は特にイベントを行っておらず3~4階で各種イベントが行われています。


これがインフォメーションセンター。あらかじめチケットはウェブサイトから購入していたのでパスをどこでもらえばいいか聞いたところ……


建物の奥へと案内されました。


こんな感じのパスをゲット。


なお、ここにはフルーツバスケットの作者である高屋奈月さんへの愛を叫ぶパネルも置かれており、日本語や英語でメッセージがつづられていました。


イベントは10時スタートということで、開場時間が近くなるとどんどん人が増えてきました。コスプレイヤーもやってきて、場がにぎやさを増していきいます。


コスプレイヤーの中に……


たたずんでいたのは第14回オタク川柳の公式キャラクター三次元部門のグランプリに選ばれたしらゆきさんを発見。


カワイイ☆コンの会場には、コスプレイヤーはもちろんのこと、コスプレイヤーを撮影しにきた、本格的な一眼レフ持参の人々も。このあたりは日本のイベントと同じです。


生まれた国や言語は異なれど、コスプレやアニメへの愛は同じ……!ということで、参加者はみんなフレンドリーですぐに打ち解けていました。


あっという間に囲み撮影のような感じになっています。


興味深いなと思ったのは、常夏のハワイだけあって、給水設備がしっかりしているところ。ハワイ・コンベンション・センターのいたるところに以下のような給水器が置かれていました。


給水器の横から、三角コーンのようなカップを取り出せるようになっており……


キンキンに冷えた水が飲み放題。


3階に移動するとこんな感じ。いくつものイベント開場がずらーと並ぶフロアの真ん中にベンチや植え込みなどが存在する広々とした空間があります。


360度画像で会場の様子を見るとこんな感じ。

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA


オープンな空間になっており、反対側を向くとハワイの高層ビルが丸見え。


おしゃれなテラスもあります。


カワイイ☆コンは即売会ではないのですが、即売会であったならば買った本を風が気持ちいいオープンな空間でこんな感じでゆったり読めるわけで、最高ではないか……と思わずにはいられません。


階段部分も芝生になっていて、ここでも休憩したり食事を取ったりしている人を多く見かけました。


てくてくホールを歩いていると、マッサージ器がずらっと並んだコーナーもありました。


コインで動くタイプで、5分で1ドル(約110円)。イベントで歩き疲れた時に即座に体をいやし、再び戦いに出ることができるという、ソルジャーに優しい空間です。


マッサージ器の近くにも給水地点があり、まさにオアシス。


カワイイ☆コンでは、それぞれの部屋で時間ごとに異なるイベントを開催しているのですが、中には常設スペースもありました。その1つが「MANGA LIBRARY&COSPLAY CAFE」です。


中はこんな感じ。


入口付近には手荷物の一時預かり所。


日本語メニューもありました。1日預けっぱなしで10ドル(約1100円)で、後で返還されるデポジットとして5ドル(約560円)も必要です。手作り&手書きの案内がいい味です。


手前がMANGA LIBRARY(マンガ図書館)となっており、ずらっと並べられた日本の漫画が読みたい放題になっています。


藍より青し」「A.I.(A・Iが止まらない!)」「Battle Vixens(一騎当千)」など日本のマンガのタイトルが並びますが……


中は英語版でした。


本棚にもマンガがずらり。


英語版の少年ジャンプ。2005年のものでした。


これも中は英語。


部屋の手間に置かれたテーブルは休憩スペースとして自由に使えるので、無料のマンガ喫茶のような感じ。みんな思い思いにのびのびすごしていました。


さらに、部屋の隅には……


自作のコスプレが破れたり壊れたりした時の「COSPLAY REPAIR」というスペースがあり、まさに至れり尽くせり。グルーガンのほか……


テープ類、ハサミ、ボンドやペン。


裁縫セット


ミシンなどが置かれており、大がかりな修復どころかここでコスプレ衣装を作れてしまうのでは?というアイテムのそろいようでした。


部屋の奥、アーチの向こうがCOSPLAY CAFE(コスプレカフェ)となっています。


メニューはこんな感じで、ブラウニーが6ドル(約670円)で飲み物が5ドル(約560円)という価格設定。


ここに待機しているコスプレイヤーさんはコスプレカフェのスタッフで、お金を払うことで一緒に写真を撮ってくれるそうです。


部屋の隅っこで太鼓の達人をプレイしている人もいました。


会場が混んでくるとこんな感じですが……


人がそこまで多くないので、図書館&カフェにしろ、ホールにしろ、全体的にゆったりとした空間です。


ホールにはこんな感じのカフェもあり、コーヒーや軽食などを販売しています。


アメリカみを感じる「Fruity Pebbles Ice Cream」(3.5ドル/約390円)を購入してみました。


アイスクリームに牛乳をかけ、その上にFruity Pebblesと呼ばれる虹色のシリアルをドバーっとのせたもの。Fruity Pebblesは人工的なフルーツの味で、やや喉が渇きそうな味ですが、冷たく甘いアイスクリームは歩き疲れた体を癒やしてくれます。


3階からエレベーター&階段で4階のボールルームまで行けるようになっています。4階では屋上スペースでコスプレイヤーたちが合わせをしているとのことだったので、行ってみました。

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in 取材, Posted by darkhorse_log

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