女性のアダルトムービーの好みは国・地域によってどう違うのか？を人気ポルノサイトが分析

by it's me neosiam

YouTubeに次ぐ世界第2位のムービー共有サイトであるポルノサイトの「Pornhub」は、データ分析にも定評があります。ユーザーの利用状況を総まとめした2018年のレポートでは「クッパ姫」「Fortnite」といったキーワードが人気という結果が示されましたが、Pornhubは新たに「女性ユーザー」に焦点をあてたレポートを公開。国・地域によって女性のポルノの好みにはどのような違いがあるのかを明らかにしました。

Women of the World – Pornhub Insights
https://www.pornhub.com/insights/women-of-the-world

2018年末に発表されたPornhubの分析では、女性視聴者の間で人気があるのは「レズビアン」カテゴリであり、男性に比べ151％も人気であることが示されました。しかし、国別に人気カテゴリを表示すると、地域によって好みに違いがあることがわかります。

レズビアンは北米・南米を中心に人気がありますが、ロシアや東欧では「HENTAI」の方が人気。日本・中国では「JAPANESE」が、インドでは「INDIAN」が、アフリカでは「EBONY(黒人)」が人気など、女性は自分が属する、あるいは近い人種カテゴリを求める傾向があるようです。

さらに国別の「関連カテゴリ」の人気度に注目して可視化するとこんな感じ。日本の女性は他の国の女性に比べて568％も「Japanese」カテゴリを好んでいます。一方で、インドの女性が「Indian」を好む傾向は他の国の女性の1787％とのことで、同じ国の人を好む傾向がかなり強い様子。

ほかの国を見てみると、フランス・ドイツ・イタリア・ブラジルなども同じ国の人を好む傾向が強いようです。

国の好み以外の関連カテゴリが人気のことも。スウェーデンでは「Old/Yong」、オランダでは「Pissing(放尿)」、アルゼンチンでは「Verified Model(本物のモデル)」といった関連カテゴリが他国に比べて人気です。

このほか関連カテゴリの分析からは、メキシコの女性がストリップを好む傾向、ブラジルの女性がトランスジェンダーを好む傾向、カナダの女性が3Pを好む傾向などが分かりました。

アメリカだけに注目すると、全体的に見て最も人気のカテゴリは「レズビアン」ですが、南部の女性は「EBONY」、中西部・北西部の女性は「3P」カテゴリが好きなようです。

関連カテゴリを見ると、タトゥーの女性を好む地域があれば、コスプレムービー、仮想現実、足、など、好みはかなり多様。

それぞれの州の女性が検索バーに打ち込んだ「関連検索用語」のランキング1位を表示したのが以下の図。モンタナ州の女性は「surprise anal(驚くべきアナル)」、メーン州の女性は「glory hole(のぞき穴)」、ウエストバージニア州の女性は「BDSM」と検索する傾向が他より高かったとのこと。そして、ここでも地元愛の傾向がみられ、メリーランド州の女性は同州最大の都市ボルチモアで調べる傾向が他の州より高いことが示されました。

さらに、Pornhubは年代別の好みがあることも発表しています。その年代の女性が、他の年代の女性に比べて好むカテゴリは以下の通りです。

18～24歳：Hentai／ヘンタイ(＋81％)
25～34歳：Tattooed Women／タトゥーの女性(＋32％)
35～44歳：Double Penetration／二穴挿入(＋29％)
45～54歳：Mature／熟女(＋39％)
55～64歳：Vintage／ビンテージ(＋78％)
65歳以上：Handjob／手淫(＋143％)