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顔写真が「実在する本物の人間」か「AIが自動生成した偽物」かを的確に見抜く超難度クイズ「Human Or AI」


機械学習により本物の人間と見分けがつかないレベルの顔写真をワンタッチで簡単に生成できるウェブサイトが話題となる中、「Human Or AI」では真作と贋作(がんさく)を見抜くように人間の写真を見極める力を試すことができます。同様の判別クイズが行えるサイトも登場していますが、「Human Or AI」では「どちらが本物の人間か」に加えて「どちらも実在の人間」「どちらもAIによる偽画像」という選択肢も追加され、さらに超絶難度になっていました。

Human Or AI
https://humanorai.net/

サイトにアクセスすると、「Which Image Is Of A Real Person?(どっちが実在する人間でしょうか?)」というメッセージと共に、いきなり2枚の人物画像が表示されます。「こちらが本物の人間の写真だ!」と思う画像をクリックすればOK。


ただし、「どちらも本物の人間だ」と思ったら画像の下にある「Both」を、「どちらもAIが作った偽物だ」と思ったら「Neither」をクリックします。


「左側の少女は髪の毛に少し違和感があるから右側が人間だ!」と思って右の画像をクリックしたところ、「Wrong Answer(不正解)」と表示されました。なんと実在する人間かと思われた右側もAIによる偽物だったということで、どっちも偽物の「Neither」に正解を示すチェックマークがついています。


答え合わせを終えたら右下の「Next」をクリックして次の問題に移ります。


今度は右の男性の横にいる人物が明らかにゆがんでおり、左側の女性にそのような違和感は見当たらなかったので左の画像をクリック。


「Correct Answer」と表示されたら正解。無事AIによる偽物に惑わされず生きた人間を見抜くことができました。


全10問を終えるとスコアが表示されます。別のクイズで学習した「顔の造形よりも背景のゆがみに注目」「水中のような情景はAIでは難しい」といった見分け方に慣れてくると7問8問と正解できるのですが、全問正解となると至難の業。


以下の画像では、「複雑な背景は自動生成では難しい」という見分け方のもと「ステンドグラスを背景に背負う左の写真は本物で、シンプルでぼやけた背景を背負う右の写真は偽物」と判断して選択したところ、なんと「どちらも本物の人間」が正解でした。画像は毎回ランダムに切り替わるので、真偽を見極める目をさらに養いたい人は繰り返し挑戦してみるといいかもしれません。

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in レビュー,   ネットサービス, Posted by log1e_dh

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