無料でスパイ映画のような「読んだら自動的に消滅する」文書やファイルのURLを作成できる「SafeNote」

「SafeNote」は第三者に盗み見できないように文書やファイルのやり取りができるウェブサービスです。「スパイ大作戦」のように、1度読み終えたら自動的に消滅する文書を作成したり、アップロードしたファイルを1度しかダウンロードできないように設定することが可能になっていました。

SafeNote | Encrypt and send files and notes with a link that automatically destruct after being read.
https://safenote.co/

まずは「読み終えたら消滅する文書」を作成してみます。SafeNoteにアクセスして、入力欄に送信する文章を入力します。

入力欄の下で「Advanced Options」を設定することができます。「Note Lifetime」では文書のが消滅するまでの期間が設定可能。「Remove Note Immediately after it read」にチェックを入れると読まれた時点で自動で消滅します。「Manual Password」では文書を開くためのパスワードが設定できます。また、「Get Notification」でメールアドレスや文書のタイトルを登録して以下の画像のようにチェックを入れれば、文書が読まれた時や消滅した時に通知メールが届きます。

Advanced Optionsを設定したら、「Create Note」をクリックします。

するとこんな感じで、文書にアクセスできるURLが表示されました。

表示されたURLにアクセスすると、「Manual Password」を設定している場合はパスワードを要求されます。パスワードを入力して、「View Note」をクリック。

すると、文書が表示されました。

「Copy the Note」をクリックすると、内容をクリップボードに保存可能です。

「Remove Note Immediately after it read」にチェックが入っている場合は、文書にもう1度アクセスしようとしても、ファイルが「自動的に消滅」したため、閲覧できなくなってしまいました。

Advanced Optionsで設定をしている場合、登録したメールアドレスに通知メールが届いています。

また、SafeNoteでは文書だけでなく、ファイルも送信可能です。SafeNoteのトップページから「Upload a File」をクリックします。

「Choose a file or Click here」をクリックして、送信したいファイルを選択して、「開く」をクリック。ファイルは1度に100MB以下のファイルを1つだけ送信可能です。

文書同様、Advanced Optionを設定したら「Upload File」をクリックします。

するとファイルがアップロードされ、ダウンロード用のURLが表示されました。

ダウンロード用のURLにアクセスして、「Click to Download」をクリックして、ファイルをダウンロードします。

ダウンロードされたファイルはこんな感じ。ファイル名は暗号のような文字列に変更されていますが、問題なく閲覧することができます。

「Remove Note Immediately after it read」にチェックが入っている場合は、1度しかダウンロードはできません。

なお、「SafeNote」はChrome拡張とFirefox拡張も存在しています。

SafeNote - Chrome ウェブストア
https://chrome.google.com/webstore/detail/safenote/hhhikoblefpfkmlmcleicdpjfbcopomb

SafeNote – Firefox (ja) 向け拡張機能を入手
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/safenote/