プレデターとトナカイがサンタの国で血みどろの戦いを繰り広げる「ザ・プレデター」ホリデースペシャル映像が公開中

20世紀フォックスが映画「ザ・プレデター」のBD＆DVDの発売記念の一環として、「The Predator Holiday Special」と題した短編アニメーションムービーを公開しています。ムービーはクリスマスを意識したかわいい人形によるストップモーションですが、ドバドバと血と弾が飛び交う過激な内容。「プレデター」シリーズで見たことのあるような場面も登場し、シリーズファン必見の映像となっています。

The Predator | Holiday Special | 20th Century FOX - YouTube


エルフの妖精とトナカイが会話していると……

トナカイの体を狙う赤い照準が。

「伏せてろ！」と叫びながらどこからかミニガンを取り出して撃ちまくるトナカイ。

しかし、プレデターのプラズマキャノンがさく裂し、トナカイを吹き飛ばします。

トナカイの胴体には大きな風穴が開き、白い雪が真っ赤な血に染まります。さっきまでの和やかなクリスマスムードは吹き飛び、妖精はパニック状態。

「こちら妖精！こちら妖精！！」と必死に連絡を取りながら森を駆け抜けると……

皮を剥ぎ取られて木につるされたトナカイの死体が行く手を阻みます。

トナカイの首にはドッグタグを見つける場面は、1987年に公開された「プレデター」にもあったシーンです。

妖精は一目散に逃げますが、プレデターはその姿をサーモグラフィーでしっかりと捉えています。

「サンタ！サンタ！」とサンタクロースの名前を呼びながら走る妖精ですが……

逃げることかなわず、無残にもプレデターの刃が妖精の腹を貫きます。

森の中に潜むトナカイ部隊が仲間のかたき討ちに集合。

並んで森を進んでいたトナカイたちを、プレデターが急襲。プラズマキャノンがトナカイの右前足を吹き飛ばしてしまいます。

さらにプレデターはトナカイの首を脊髄ごと引っこ抜いてしまいます。

もう1匹の眼帯をしたトナカイも、木に張り付けられてしまいます。

2匹のトナカイの首を戦利品のように高く掲げて高笑いするプレデター。

一方その頃、サンタクロースはトナカイたちの遅い帰りを心配して待っていました。

そこに現れたのはトナカイ……ではなく、引き抜いたトナカイの首を手にしたプレデターでした。

「どうやら悪い子リストに載っているやつがいるようだ」と怒り心頭のサンタクロースは「ラリー！ぶちかましてやれ！」とトナカイに指示。

「ホー！ホー！ホー！なんて醜いやつだ！」と叫ぶトナカイのラリーに、すかさずプレデターがプラズマキャノンをぶっ放します。

ラリーはこれを華麗に回避し……

切り返すようにライフルを乱射。

弾は見事プレデターにヒットし、トナカイが勝利を収めます。

「ラリー、やったな！」とサンタクロースとトナカイが熱くハイタッチしてガッチリと握手。

そこへ、死んだプレデターを弔う仲間が登場。手に持っているかごをサンタクロースに手渡します。

かごには卵が入っていました。

言葉は一切交わしませんが、その目はお互いに戦士として敬意を抱いていることが伝わります。

プレデターは最後までサンタクロースとラリーに敬意を表し、温かく手を振っていました。

ドンッ！

腹を貫かれて死んだかと思われた妖精はまだ生きていました。血まみれになりながら、死んでいったトナカイたちのかたきを討つべく拳銃を乱射。この後どうなってしまうのかは、ぜひ自分の目で確かめてみてください。