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200人以上のクリエイターが「シュレック」を再構成したムービーの予告編が公開中、まるで悪夢のようにカオス


2001年に公開された「シュレック」はフルCGで作られたアニメーション映画で、2001年のアカデミー長編アニメ映画賞を受賞しました。そんなシュレックを200人を超えるクリエイターが自由に映画のシーンを作り直して再構成したムービー「Shrek Retold」の予告編がYouTubeで公開されており、熱に浮かされた時に見る悪夢のようにカオスな出来栄えとなっています。

Shrek Retold - Official Trailer


「Shrek Retold」の制作には200人以上のクリエイターが参加。制作を指揮したのは毎年「シュレックフェス」を主催しているシュレック愛好家のクリエイター集団「3GI INDUSTRIES」。


手書きのロゴが表示された後……


扉を開けて現れた気の抜けた雰囲気のシュレック。


顔面がアップになった瞬間、血走った怪物らしい形相に変貌しました。


沼地の家に戻ると、ドンキーやおとぎ話のキャラクターが集まっていて目を丸くするシュレック。白いノートの切れ端に描かれたキャラクターたちに、ノートのけい線が薄くかぶさっています。開幕早々悪夢のような光景です。


目の前を飛んでいく魔女に驚いてジャンプするシュレック。それぞれのクリエイターがそれぞれのシーンをバラバラに描いているため、絵柄が全く安定しません。


いきなりディズニーチックな絵柄になったと思いきや……


新聞の風刺画のようでやたら渋い表情のシュレックも登場。


かわいらしいキャラクターに……


ちょっとカッコいいシュレック。


全編アニメーションで展開するのかと思ったらそんなことはなく、唐突な実写シーンもありました。かぶり物のチープさや二本足で直立するドンキーの様子で、つい笑ってしまいます。


こっちのドンキーはもはや素顔を隠す気ゼロ。フードのパーカーが一応ロバになっていました。


こちらも明らかに白人のおじさんですが、服装やドンキーと話している雰囲気からしてシュレックの模様。


スマホ画面に映っているフィオナ姫。


画面を見ていたのはファークアード卿のようです。


もはやムービーではなくマンガになっている場面に……


アゴが強調され過ぎているファークアード卿。


デフォルメ感満載なドンキーとシュレック。


実写背景と融合したシュレックに……


フィオナ姫。「Stop Talking(しゃべらないで)」としゃべるフィオナ姫の声は明らかに男性のもの。


トレーラーはどんどんカオスな方向へと突っ走り、絵のうまい子どもが画用紙に描いたようなシュレックとドンキーや……


「マウスで描いただろ」とツッコみたくなるようなクオリティのものまで登場。


「これはブタのコスプレか……?」と思ってしまいそうですが、おそらくこれはドンキーです。


顔を緑に塗ったこの人はシュレック。


「プリンセス!」と叫ぶこちらの男性はどこからどう見てもただの男性ですが、一応シュレック役の模様。


明らかに男性のフィオナ姫まで登場。ドンキーが地面に両手両足をついている分だけ、コスプレのクオリティは高めかもしれません。


まさかの「スーパーマリオブラザーズ」風。


ムキムキで葉巻を吸うシュレックに……


3Dのシュレックとフィオナ姫もいました。


ホットプレートの上で「Eat Me(僕を食べて!)」と言っているのはクッキーマン。


本編の顔部分だけ実写に差し替えた映像もありますが、実写部分の似せる気のなさにむしろ驚きます。


シュレックの操り人形を持って満面の笑みを浮かべるおじさん。いい笑顔です。


いきなり何かのMVのように踊り出す集団。もはや意味がわかりません。


なお、記事作成時点では「Shrek Retold」の全体がいつ公開されるのかといった情報について明らかになっていませんが、2018年11月29日(木)に3GI INDUSTRIESの公式ホームページで何かが起こるようです。

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in 動画,   映画,   デザイン,   アート, Posted by log1h_ik

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