レビュー

ランダムなダンジョンをガンガン攻める勇気が試される「ドラゴンファングZ 竜者ロゼと宿り木の迷宮」がバージョンアップしてめちゃくちゃ進化していました


アイテムや地形を駆使してモンスターやワナに対処しながら、ランダムに生成されるダンジョンからの脱出を目指すローグライクゲームが「ドラゴンファングZ 竜者ロゼと宿り木の迷宮」です。2018年8月30日にNintendo Switch向けにバージョン1.1.0が配信され、大幅なバランス調整や新システムの追加が行われ、さらに追加ダウンロードコンテンツ(DLC)の「牙の洞窟」が有料配信されています。果たしてアップデートの内容と追加DLCはどんなものなのか、実際にプレイして確かめてみました。

ドラゴンファングZ 竜者ロゼと宿り木の迷宮
http://z.dragon-fang.com/



「ドラゴンファングZ 竜者ロゼと宿り木の迷宮」がどういうゲームなのかは、以下の記事を読めばわかります。

倒されても倒されても繰り返しダンジョンに挑み脱出を目指すNintendo Switch「ドラゴンファングZ 竜者ロゼと宿り木の迷宮」レビュー - GIGAZINE


「ドラゴンファングZ 竜者ロゼと宿り木の迷宮」は、ランダムで生成されるダンジョンを攻略していくローグライク形式のRPGです。ゲームはターン制で進行し、主人公のロゼが1回行動すると、ダンジョン内にいるモンスターも1回行動します。


ローグライクゲームでは、モンスターに囲まれると一斉に攻撃されてしまうため、通路を利用するという戦法がよく使われます。例えば以下の画像のように、通路の中でモンスターを迎え撃つことで、囲まれる心配なく対処することができます。


しかし、「ドラゴンファングZ」では、以下の画像のように周囲8マスに壁がない状態で戦うと、「竜人結界」が展開されてパワーアップした状態で攻撃できます。ローグライクゲームの「通路や壁を利用する」という基本戦術ではなく、「勇気を振り絞って敵に囲まれる状況に突っ込んでいく」ことが重要になるのがポイント。


また、モンスターを倒すとまれに「ファング」というアイテムがゲットできます。ファングは「装着する」か、天に「ささげる」か選択でき、モンスターごとにさまざまな効果が得られます。


ファングを活用することで、ダンジョンの攻略を有利に展開することが可能。ファングは最大3つまで装着することができ、自分なりの「最強ファングセット」を考えて突き進むのも「ドラゴンファングZ」の魅力の1つです。


さらに、2018年8月30日に配信されたバージョン1.1.0では、以下の要素が追加されています。

◆商人とゴールドの追加
「ドラゴンファングZ」のバージョン1.1.0から、ダンジョンの道中に商人が出現するようになりました。商人は、マップでは敵表示ですが、話しかけることでアイテムの売り買いが可能になります。


商人からは便利なアイテムがセールで安く手に入ったり、高価ですが非常に強力なアイテムも購入できます。


一方、アイテムの買い取り価格は販売価格の半額。道中でゲットしたものの、特に必要としていないアイテムは、商人に売ることができます。また、アイテムの値段を把握していれば、識別していない武器・盾・杖・箱は売値がいくらか見ることで、ある程度絞ることが可能になります。


なお、商人は敵対することはありませんが、こちらから攻撃をしかけて倒してしまうことも可能です。しかし、アイテムの売買ができなくなるだけで特にお得なこともないので、わざわざ倒すメリットはありません。


商人とアイテムを売買するためには「ゴールド」が必要です。バージョン1.1.0から、ゴールドの概念が追加されました。ゴールドはダンジョン道中にランダムで落ちています。


ゴールドは拾うとゲット可能。


また、他のアイテムと違い、ゴールドは強力な武器にもなるのがポイント。ダッシュしながらゴールドの上に移動すると、以下の画像のように拾わずにゴールドの上に進むことができます。


右からモンスターがやってきたので、右を向いてから、足元をチェックします。


足元の139Gで「投げる」を選択。


すると、ゴールドがモンスターにヒット!ゴールドの金額の半分だけダメージを与えることができます。遠くの敵に70のダメージはかなり強力なので、装備が整っていないのに強いモンスターが迫ってきた時に使えるテクニックです。ただし投げたゴールドは消えてしまうので注意が必要。


実際にゴールドを投げてモンスターを倒す様子は以下のムービーから見ることができます。

Nintendo Switch「ドラゴンファングZ 竜者ロゼと宿り木の迷宮」でゴールド投げでモンスターを倒すところ - YouTube


◆証システム
また、今回のバージョンアップでは、一部のファングをささげることで「証」が手に入る「証システム」も追加されました。「証」は持っているだけで様々なボーナスが得られるもので、ダンジョンの間であればずっと有効という強力なシステムです。


例えばガイコツ兵士のロックを倒してゲットできる「ロックの牙」をささげると……


「死者の証1」という証をゲット。これはダンジョン中で居眠りしているモンスターを起こしにくくなるというもの。


「ナンディの牙」を天に捧げてゲットできる「向上心の証1」は……


なんと取得経験値が20%増えるというもの。


なお、ナンディが進化したモンスターであるパールバティがドロップした「パールバティの牙」は、装備すると取得経験値が+40%となります。「向上心の証1」と合わせると取得経験値が+60%になり、爆速でレベルアップが可能に。ファングだけではなく証もそろえることで、ダンジョンをより有利に攻略できるようになります。


◆ゲームバランス調整
バージョン1.1.0で、細かいゲームバランス調整が行われているとのこと。


モンスターやアイテム、ダンジョンに至るまで仕様が変更されているとのこと。特にモンスターはより賢くなっていて、二手に分かれてプレイヤーを挟み撃ちするような動き方もするため、以前よりもかなり歯応えが増しています。


特に、今回プレイしていて最も驚いたのが、大量のモンスターとアイテムが広い部屋に配置される「モンスターハウス」がダンジョンの最初である地下1Fでも出現するということ。地下1Fの段階では武器や盾、ファングも十分に装備できていないことがほとんどなので、モンスターの動きをよく読んでプレイしないとあっという間にゲームオーバーになってしまいます。


さらに、証システムが導入されたことで、ファングの仕様が一部大きく変更されています。


◆追加DLC「牙の洞窟」
「ドラゴンファングZ 竜者ロゼと宿り木の迷宮」の追加DLC「牙の洞窟」(税込800円)を購入した状態でゲームをスタートすると、スタート地点である「時の宿り木」の右端に、追加ダンジョンへの入り口が出現しています。


入り口脇にいる旅の商人であるマルタは追加ダンジョンの案内人です。


奥に進むと、追加ダンジョンへ続く階段が3つ並んでいました。そのうち2つは封印されていて進むことができません。記事作成時点では、配信されている追加DLCは「牙の洞窟」のみですが、少なくとも2つの追加ダンジョンが今後配信される予定なのかも。


牙の洞窟は30F編成で、アイテムが持ち込み不可となっています。「牙の洞窟」はその名の通り、ファングのドロップ率が高くなっています。


実際にプレイしていると、確かに通常のダンジョンよりもファングがよく手に入る印象で、気がつくと持ち物が牙で埋め尽くされることも。


また、初期配置のモンスターは通常ダンジョンと少し異なるので、早い段階から強力なファングをゲット可能。例えば以下の場面は、「血塗れの大斧」という武器をゲットしたところ。


「血塗れの大斧」は攻撃力が高く、クリティカルの確率も上がるという強力な性能を持つ一方で、20%で攻撃が当たらないという致命的欠点を持ちます。どんなに強くても敵に当たらなければ意味がないため、いざという状況で空振りしてしまうと、ゲームオーバーを招きかねません。しかも、「血塗れの大斧」は呪われた装備なので、呪いを解除しない限り外すことが不可能です。


やむを得ず、そのままダンジョンを進めていくと、地下3Fで「かみつきカイマン」という敵が登場。


バトルの末、かみつきカイマンを倒すと、「かみつきカイマンの牙」というファングがドロップ。


ファングはささげることで特殊効果を得られますが、装備することでパッシブな効果を永続的に発動させることもできます。「かみつきカイマンの牙」は装着すると防御力が1増えるだけでなく「斧による攻撃失敗を完全に防ぐ」という効果も発動します。これを装備することで「血塗れの大斧」は20%の空振りという欠点が消滅するため、めちゃくちゃ心強いファングといえます。


「ドラゴンファングZ 竜者ロゼと宿り木の迷宮」はNintendo Switch・PlayStation 4で税込2400円、Steamでは税込2570円で購入できます。また追加DLCの「牙の洞窟」は税込800円で配信されています。

なお、「ドラゴンファングZ 竜者ロゼと宿り木の迷宮」のAndroid/iOS版が2018年冬に発売される予定と発表されています。

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in レビュー,   動画,   ゲーム, Posted by log1i_yk

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