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中国初の民間宇宙企業「OneSpace」のロケット打ち上げを中国の衛星が完璧に捉えたド迫力ムービー公開


中国の民間宇宙開発企業のOneSpaceが、2018年9月7日にロケット「OS-X1」の打ち上げに成功しました。この様子を中国の商業衛星「吉林一号」が鮮明なムービーとしてとらえることに成功。ロケットが地球を爆速で周回する驚異的なムービーが公開されています。

Amazing footage of Chinese rocket launch captured by orbiting Chinese video satellite
https://gbtimes.com/amazing-footage-of-chinese-rocket-launch-captured-by-orbiting-chinese-video-satellite

OS-X1は固体燃料を増やしたテストを行うため、ゴビ砂漠の酒泉衛星発射センターから打ち上げられました。OS-X1の打ち上げ成功を地上から撮影した様子は、以下のムービーで確認できます。

Launch of the OneSpace OX-S1 'Chongqing Liangjiang Star' suborbital rocket - YouTube


そして、長光衛星によって開発され、地球を周回している7つの衛星「吉林一号」のうちの動画撮影用衛星が、OS-X1の打ち上げから地球を周回する様子の撮影に成功。ムービーが中国のSNS微博にアップロードされました。

微博にアップロードされたロケット打ち上げムービーは、dafeng cao氏によってTwitterに再アップロードされています。


ズームして地上を映すと、打ち上げられたロケットの爆炎が確認できます。


白煙を残しつつ上空へ向かうOS-X1は、地球上を周回するため孤を描くように進路を変えています。


ロケットをフレームアウトさせまいと、吉林一号のカメラは追跡を開始。


ズームしつつも高速で上空35キロメートルを飛行するロケットをとらえ続けることに成功しています。


衛星からロケットの飛行を撮影した目新しい映像ですが、吉林一号の映像がどれくらいすごいのかは、以下のアメリカの衛星企業Planetの衛星がとらえたソユーズの打ち上げ映像と比較すればよくわかります。


なお、2度目のロケット打ち上げに成功したOneSpaceは、2019年に10度の打ち上げを予定しています。

・おまけ
OS-X1の打ち上げをとらえるのに成功した吉林一号ですが、静止画用衛星が国際宇宙ステーションをくっきりと撮影することにも成功しているようです。

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in サイエンス,   動画, Posted by logv_to