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メモ

国際宇宙ステーションで空気漏れが発生、気圧の低下が確認される

by WikiImages

国際宇宙ステーション(ISS)内で気圧が低下していることが、2018年8月29日(水)に確認されました。調査の結果、ISSに接続しているロシアのソユーズ宇宙船が微細な流星塵によって損傷を受けていたことが判明しました。

International Space Station Status – Space Station
https://blogs.nasa.gov/spacestation/2018/08/30/international-space-station-status/

Small Air Leak Detected on International Space Station
https://www.space.com/41676-space-station-small-pressure-leak.html

Astronauts patch small hole causing pressure leak on Russian...
https://www.clickorlando.com/news/space-news/nasa-works-to-contain-leak-on-international-space-station

International Space Station crew repair leak in Russian craft | Science | The Guardian
https://www.theguardian.com/science/2018/aug/31/international-space-station-crew-repair-leak-in-russian-craft

Slow leak detected aboard Space Station | Alexander Gerst's Horizons Blog
http://blogs.esa.int/alexander-gerst/2018/08/30/slow-leak-detected-aboard-space-station/


ISSのコントロールセンターがあるアメリカ東部標準時で2018年8月29日(水)の夜、ISSで「空気漏れ」が発生したことが報告されました。空気漏れにより一時的にISSの気圧は下がることになりましたが、NASAの発表によると、ISSの宇宙飛行士に危険が及ぶことはなかったとのことです。

NASAが異変に気づいたのは29日の19時頃。NASAのフライトコントローラーは気圧の低下が非常に小さかったことから、「危険は小さい」と判断して、その日の宇宙飛行士たちはそのまま睡眠を取ったそうです。

翌日、アメリカ・ヒューストンにあるアメリカ航空宇宙局とロシアのミッションコントロールセンターのフライトコントローラーたちは、ISSの宇宙飛行士たちに問題が起こっていることを伝え、空気漏れが起こっている場所の特定を開始。調査の結果、ソユーズMS-09から空気漏れが起こっていることが判明しました。ロシアの宇宙局・ロスコスモスのDmitry Rogozin氏によると、小さな流星塵によってわずかに機体が損傷していることを宇宙飛行士たちが発見したとのこと。

発見されたのは直径2mmほどの小さな穴で、カプトンのテープで一時的な修復を行ったところ、気圧の低下はゆるやかになったといいます。加えて、フライトコントローラーたちは、宇宙飛行士に対して、より長期的に持続する修復を行うよう指示しています。

by skeeze

欧州宇宙機関(ESA)は、ISSには数週間分の空気が残っており、クルーの安全や健康は守られていることを発表しています。なお、ISSの状況はNASAのブログで随時更新中で、記事作成時点では「全てのステーションのシステムは安定しており、クルーたちは金曜日には定期的なスケジュールに戻る予定」と記されていました。

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in メモ, Posted by logq_fa