×
生き物

「3万年以上前に死亡した子馬」がシベリアの永久凍土から完全な状態で発見される


シベリアの永久凍土から約3万年~4万年前に死亡した子馬が発見されました。この子馬に外傷などはなく、皮膚やひづめなどが完全な状態で残っていたことが報告されています。

Perfectly-preserved ancient foal is shown to the world for the first time
https://siberiantimes.com/other/others/news/perfectly-preserved-ancient-foal-is-shown-to-the-world-for-the-first-time/

Whoa! Ancient, Stunningly-Preserved Foal Found in Siberia is Over 10,000 Years Old
https://www.livescience.com/63430-preserved-ancient-foal-siberia.html

この死亡した子馬は、ロシアの北東連邦大学の古生物学者で構成された研究チームが、バタガイカ・クレーターの溶け出した永久凍土層を調査していたときに発見しました。


ヤクーツクのマンモス博物館「ムゼイ・マモンタ」の責任者を務めるセミョン・グリゴリエフ氏は「今回の調査で発見された子馬は3万年前~4万年前に生息していたLena horse(Equus caballus lenensis)と呼ばれる種に該当します」と語っています。2018年時点でもヤクーツク周辺には野性の馬が生息していますが、発見された子馬は現存する種とは全く異なる種であるとのこと。

北東連邦大学で副学長を務めるグリゴリー・サビノフ氏は「この子馬は生後2カ月で、何らかの穴から水場のような場所に落下して、溺死した可能性が高い」と述べており、無傷の状態で子馬が永久凍土に保存されていたと思われる理由を説明しています。


サビノフ氏は今後の研究方針として「子馬の腸の残留物などを調査することからスタートする予定です。解剖による調査はその後になることでしょう」と語っており、まずは子馬の食生活の調査から始めるとしています。

・関連記事
シベリアの永久凍土の中で4万年も凍りついていた虫が息を吹き返す - GIGAZINE

「一度死んだペット」のクローンを作成するクローン犬ビジネスの最先端 - GIGAZINE

「生きた化石」とも呼ばれる不思議な生物「オウムガイ」とは? - GIGAZINE

「タカのミイラ」とされていたものの正体が実は無脳症の胎児のミイラだったことが判明 - GIGAZINE

カバのうんちが魚を大量死させる原因になることが明らかに - GIGAZINE

in 生き物, Posted by darkhorse_log