「オナラ機関」を名乗り6カ月間オナラ自撮りを続けた男性が本職を失う

SNSでは「娘のセクシー自撮り投稿を止めるべく同じ構図の写真を1年以上投稿し続けることで有名になったお父さん」や「乳首の男女平等を主張するために乳首のアップ画像を投稿するアカウント」など、一風変わったアカウントが人気を集めることがあります。そんな奇妙な活動を行うアカウントのひとつが「Paul Flart」で、「オナラ機関」を名乗るセキュリティガードのPaul Flartさんが、職場でおならをする様子をアップし続けるという謎過ぎる活動を続けていました。

Security guard loses his job after going viral for farting at work
https://mashable.com/2018/08/23/paul-flart-fart-videos-fired/

「オナラ機関」ことFlartさんの活動は、彼のInstagramアカウントを見れば一発でわかります。なお、Paul FlartさんのInstagramアカウントは2018年3月26日にスタートしており、それからわずか半年、75件の投稿で4万5000人ものフォロワーを獲得しています。

Paul Flartさん(@paulflart) • Instagram写真と動画

投稿はこんな感じ。「Dropping bombs.(爆弾投下)」といった一文と共に、自身がオナラをする瞬間を収めたムービーを多数公開していました。

Dropping bombs. #paulflart #fart #security #observeandreport #nofakes #Flartarmy

Paul Flartさん(@paulflart)がシェアした投稿 - 2018年 8月月18日午後12時44分PDT

このオナラ機関の活動に興味を持った人物が、Flartさんの活動内容をムービーにまとめてYouTube上に投稿し、海外掲示板サイトのReddit上に「セキュリティガードによる6カ月にもおよぶオナラドキュメンタリー」として投稿。すると、2万3800人以上が閲覧し、2500件以上のコメントが集まる事態となりました。ユーザーからは、オナラ機関の活動をまとめたムービーを「オナラムービー界のシスティーナ礼拝堂だ」という称賛の声も挙がっています。

Security guard documents six months of farts : videos

オナラ機関としての活動をまとめてムービーは以下から視聴できます。おじさんがオナラをするだけのムービーなのですが、投稿からわずか数日で既に約74万回も再生されています。

Security guard documents farts at work for 6 Months - YouTube


しかし、オナラ機関としての活動が有名になりすぎたため、活動内容が職場に知られることとなり、最終的にセキュリティガードとしての職を失うことになったとFlartさんはInstagram上で報告しています。ただし、解雇された理由は「仕事中にオナラをしていたから」ではなく、「仕事中に自分自身の撮影していたから」で、Flartさんは「制服を着たまま自分自身を撮影していたことが問題となっている」と上司から説明を受けた模様。

以下のムービーはFlartさんがInstagram上で配信を行っていた際に、上司から直接オナラ機関としての活動について注意される瞬間を収めたもの。Flartさんは上司から解雇を告げられた際、自身のムービーでは職場の詳細が特定できないように映り込みに気をつけていたし、制服のロゴも映らないよう配慮していたと主張していますが、最終的に「職を失った」とカメラに向かって語っています。

Paul Flart loses his job due to his viral fame. - YouTube


なお、VICEのインタビューに答えたFlartさんは、「オナラ機関としての活動は休暇中に行ってもいいし、アロハシャツや帽子をかぶっって行ってもいい」「次はフロリダあたりでオナラをするよ」と今後の活動について語っています。