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約3300年前の「世界最古のチーズ」が発掘され、食べたがる人がネットに続出

by Myrabella

3000年以上前のものとみられる古代エジプトの墓の埋蔵品から、「世界最古のチーズ」が発見されました。チーズは劣化していて食べられる状態ではなかったとのことですが、「このチーズをぜひ食べたい」という人がTwitterで続々登場し、話題となっています。

Proteomic Analyses on an Ancient Egyptian Cheese and Biomolecular Evidence of Brucellosis - Analytical Chemistry (ACS Publications)
https://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/acs.analchem.8b02535


Archeologists find the world's oldest cheese in Egyptian tomb
https://mashable.com/2018/08/16/worlds-oldest-cheese-egypt/


チーズが発見された墓は、1885年にエジプト・カイロ南部のサッカラで発見された遺跡で、その後、砂嵐で埋まってしまったために場所がわからなくなったものの、2010年に再発見されました。この墓は、紀元前13世紀頃にラムセス2世に仕えた高官プタヒメスのものといわれています。

カターニャ大学の考古学者エンリコ・グレコ氏率いるチームがこの墓を調査したところ、布で覆われた甕(かめ)をいくつか発見。そのうちの1つには白い物質が詰められていることが判明しました。発掘された白い物質が以下の画像です。


グレコ氏がこの甕の中に入っていた白い物体を調査したところ、およそ3200~300年前のチーズであることがわかりました。あまりにも古いものであるため、このチーズが牛・ヤギ・羊のどの乳で作られたかは不明です。調査ではチーズがブルセラ症を引き起こす細菌「Brucella melitensis」で汚染されていることも判明しました。


一方、「世界最古のチーズ」が発見されたことを受けて、Twitterでは一口食べてみたいと懇願する人が続出しています。


「(四つんばいになって口から泡を吹いている犬のようにあえぎながら)世界最古のチーズを一口食べさせて!チーズの試食を合法化して!」


「私たちは既に呪われた棺を開けてしまいました。もはや、世界最古のチーズを食べても同じことです」


「エジプトの出土品を食べたい」と願う人が続出するのは今回が初めてではありません。2018年7月、エジプト・アレクサンドリアで工事中に発見された黒い石棺の中には赤い汚水の中で分解された3体のミイラが発見されましたが、なぜかこの赤い汚水を飲んでみたいという人が何人も現れました。さらに、オンライン署名サイトのchange.orgでは「呪われた石棺の赤い水を炭酸水で割って飲みたい」という署名が集められ、記事作成時点で既に3万2000人以上集まっています。

そして、「世界最古のチーズ」発見の報を受けて「赤い汚水で世界最古のチーズを楽しみたい」とツイートする人も登場しています。


ただし、調査ではチーズが生物兵器として培養されたこともあるブルセラ症を引き起こす細菌「Brucella melitensis」で汚染されていることが判明しており、呪いが本当にあるかどうかはさておき、食べると最悪の場合は死に至ります。

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in ,   メモ, Posted by log1i_yk