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銃の3Dデータ配布を巡る訴訟で司法省が和解に同意、データ配布を認める


by Sofia Sforza

3Dプリンターで印刷可能な銃の部品を3Dモデルのデータとして誰でも手に入られるようにネットで配布することが輸出規制違反に問われた裁判で、アメリカ司法省が2018年7月、一部の例外を除いてデータを規制対象から外すという和解条件に同意したことがわかりました。

DIY Guns: A Landmark Ruling Opens the Door for Homemade Guns | WIRED
https://www.wired.com/story/a-landmark-legal-shift-opens-pandoras-box-for-diy-guns/


DOJ, SAF REACH SETTLEMENT IN DEFENSE DISTRIBUTED LAWSUIT - Second Amendment Foundation
https://www.saf.org/doj-saf-reach-settlement-in-defense-distributed-lawsuit/

DOJ settles lawsuit permitting publication of information on 3-D weapons
https://www.washingtonexaminer.com/news/doj-settles-lawsuit-permitting-publication-of-information-on-3-d-weapons

訴えられていたのは、3D印刷可能な銃を設計してデータを配布することを目的として活動する非営利団体・Defense Distributedと、団体の創設者であるコーディ・ウィルソン氏。3D印刷可能モデルを検索できるオープンソース検索エンジン「DEFCAD.com」を作った人物です。

和解条件として、司法省は、Defense Distributedに対する銃の3Dモデルやその他の情報の配布中止命令を撤回し、自由に公表することに同意。ウィルソン氏側の弁護士費用についても大半を負担するとのこと。ただし、50口径(弾丸の直径が12.7mm)を超える自動小銃は軍事兵器にあたるため「例外」として3Dモデル配布を認めませんでした。

銃の権利を支援する非営利団体で、今回の訴訟の支援も担当したSecond Amendment Foundationでは、政府がM16を含む半自動ライフルが「戦争の兵器」ではないということを明白に認めた点が重要なポイントであることを主張しています。

ウィルソン氏のこれまでの活動は、以下の映像で見ることができます。

The Inevitable Death of Gun Control: Cody Wilson and the Future of Untraceable Homemade Firearms - YouTube

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