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SF感あふれる球形住宅が密集する街がある



SF的な近未来の世界を想像する球形や半球形の不思議な住宅が、オランダのスヘルトーヘンボス郊外に密集して建てられています。謎の住宅が何を目的として建てられていて、内部はどうなっているのかがムービーで公開中です。

Living in the Netherlands’ Futuristic Homes


上空からストールンヘンボス郊外を見下ろすと、少し異様な光景が目に入ります。


ゴルフボールのようにも、SF小説に登場する近未来住宅にも、宇宙人の宇宙船のようにも見える不思議な建造物ですが……


これらはすべて、BOLWONINGEN(ボルヴォニンゲン)という人間向けの住宅です。


アムステルダムからおよそ1時間程度の場所にあるボルヴォニンゲンは、50個ものセメント製の球体からなっています。


セメント製の外壁は、ガラス繊維によって補強されているとのこと。


ボルヴォニンゲンはオランダの芸術家であるドリス・クレイカンプ氏によって設計され、1984年に建築されました。


建築にはオランダ政府からの補助金が支給されたそうです。


建物には全部で11もの円形窓が設置されており、外の光をたくさん取り入れられるようになっています。


内部は3層に分けられており、1階がベッドルームで2階がバスルーム。


3階が居住スペースとなっています。円筒形の基礎の上に据えられた球体の直径はおよそ5.5メートル、延べ床面積は55平方メートルと居住スペースは少なめで、単身者や夫婦二人世帯向けの住宅とのこと。


見る人に異様な雰囲気を与えるボルヴォニンゲンですが、クレイカンプ氏は「居住者に自然と親しんでもらうこと」を目的に設計したと語っています。


丸い窓は周囲の風景をあらゆる角度からのぞくことが可能で……


居住者はボルヴォニンゲンのすぐそばにあるきれいな運河を眺めることができます。


つい、一度住んでみたいと思ってしまいそうなボルヴォニンゲンですが、あまりにも多い天窓が雨漏りを起こしたり、球形という構造のため音が反射しやすいなどの欠点があるとのこと。


ボルヴォニンゲンは建設当初に暮らしていた住人には不評でしたが、近年では「普通でない住宅に住みたい」を思うクリエイティブな人々から人気を集めており、再び活気を取り戻しつつあるそうです。

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