試食

紫陽花に見立てた鮮やかなパフェで濃厚な抹茶も楽しめる伊藤久右衛門「紫陽花パフェ」を食べてきました


梅雨の時期を目前にしてゆううつな気分になる人もいるかもしれませんが、梅雨時の風物詩である紫陽花(あじさい)をテーマにした美しい「紫陽花パフェ」の提供が伊藤久右衛門で始まっています。伊藤久右衛門は紫陽花で有名な三室戸寺の近くにあり、気分のめいる時期の楽しみの1つになりそうだったので、実際にお店に行って食べてきました。

紫陽花まつり特設ページ|伊藤久右衛門
https://www.itohkyuemon.co.jp/site/ajisai/img/main/main-img.jpg

紫陽花パフェは複数ある伊藤久右衛門の店舗の中でも、宇治本店とJR宇治駅前店の茶房限定となっています。今回は宇治本店に向かうべく、京阪の宇治駅に到着。


京阪宇治駅から伊藤久右衛門・宇治本店までは歩いて5分ほどでした。


坂道をてくてく上って、お店に到着。


「茶房」という札もあり、和な雰囲気です。


店内はこんな感じ。平日の14時頃に向かったところ、茶房利用のお客さんが3組ほど待っていました。とはいえ席数が62席あるので、回転は速め。


しばらく待ち、2人用のテーブル席へと案内されました。


メニューを開くと、目当ての紫陽花パフェを発見。飲み物とセットになった「紫陽花茶会」(税込1580円)を注文します。


10分ほど待つと紫陽花茶会が到着しました。


パフェのサイズをiPhone SEと比較するとこんな感じ。細く背の高いグラスに入っています。


パフェの上には薄紫と水色のあんが涼しげな紫陽花きんとんブルーベリー、抹茶クッキーなどがのっています。


紫陽花きんとんの下に敷かれた紫色のクラッシュゼリーは光を受けてきらきらと光り、雨上がりの紫陽花を思わせる美しさ。


ホイップクリーム、白玉というパフェの王道の素材の下に、宇治抹茶アイス。


さらにその下には寒天・宇治抹茶みつ・バニラアイスなどが入っています。


ということで、さっそく一口。紫陽花きんとんは上品な甘さの白あんで包まれており、最初は「普通の練り切りっぽい感じ?」と思うのですが、後からふわりと抹茶のよい香りやほのかな苦みが追いかけてきます。ブルーベリーのフレッシュな甘酸っぱさを殺さない、上品な仕上がりです。


紫陽花きんとんの中にはこんな感じで緑色が鮮やかな抹茶あんが入っていました。


クラッシュゼリーは蜂蜜レモンのような甘酸っぱさが感じられます。しかし、これも主張が強すぎることがなく、口の中でゼリーがゆっくり溶けると少しずつ甘酸っぱさ広がっていくという繊細さです。


グラスの中ほどには、宇治抹茶アイスと白玉という定番の組み合わせ。宇治抹茶アイスはまろやかでミルキーな仕上がりですが、抹茶のよい香りはしっかりと感じられました。白玉はゆで上がってから時間がたっていないのかもっちりと柔らかく、常温なので、アイスを立て続けに食べることで口の中が冷えすぎて味がわからなくなる……という事態を防いでくれます。


抹茶クッキーは甘みが少なく、抹茶の苦みとともにほのかな塩気があり、紫陽花きんとんや抹茶アイスクリームの甘さとのメリハリを作り出していました。甘い・しょっぱいが交互にやってくることで味に飽きてしまうことなくどんどん食べ進めていけます。


ホイップクリームもアイスと食べても甘すぎず、絶妙。


ここまで、非常にバランスの取れた味で、口の中が甘ったるくなることもなく、お茶やコーヒーなしでも大丈夫だったのですが、あんこの層に入ると「ちょっと苦みが欲しいな……」という気分に。


セットの抹茶が甘みとよくあいます。なお、セットのドリンクは抹茶のほか、抹茶カプチーノ(ホット/アイス)・冷煎茶から選べます。


抹茶アイスの下にはバニラアイス、宇治抹茶みつの層があり、ぷりっとした寒天が入っていますが……


寒天よりも柔らかく、もっちりとしたわらび餅のようなものも入っていました。公式サイトに記載がないのですが、濃厚な抹茶の味がミルキーなアイスとよく合っていました。


なお、紫陽花茶会には紫陽花柄のコースターがついてくるのですが、これは持ち帰ってOK。


さらに、店内にはお土産が買えるコーナーもあり……


パフェは持ち帰り不可ですが、トッピングに使われていた紫陽花きんとんが税込777円で購入可能だったので、買ってみました。


原材料名を見てみたところ、メインの材料は白あん、植物油脂、上新糖、グラニュー糖、抹茶などに加えて、クリームが入っているのでまろやかな口当たりだったのかも。


店頭で購入できる紫陽花きんとんは3つセット。


ガラスの器に盛ってみると、それだけで風流です。


パフェにのっている時には気づかなかったのですが、透明な寒天がトッピングされていました。


1つだけでもとても美しい見た目なので、初夏のおやつとして舌でも目でも楽しめます。


なお、紫陽花パフェは2018年7月上旬までの提供予定で、6月1日から7月4日まではテイクアウト限定の紫陽花パンナコッタ(税込540円)も登場します。


6月1日からは伊藤久右衛門・宇治本店から歩いて15分の距離にある三室戸寺のあじさい園も開園するので、合わせて訪れれば紫陽花づくしの時間が過ごせます。

あじさい園の開園|三室戸寺
https://www.mimurotoji.com/event/hydrangea.html

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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