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トランプ大統領のスマホ利用は「世界一のサイバー攻撃ターゲット」だと議員から懸念が上がる


ネットを巧みに駆使した選挙戦のおかげで下馬評を覆しアメリカ大統領の座を射止めたドナルド・トランプ大統領は、大のTwitter好きで知られます。歴代大統領と比べても類を見ないSNSフリークと呼べそうなトランプ大統領ですが、そのスマートフォン利用の在り方に対して、セキュリティ上の対策が十分なされているのかを問いただす書簡が議員から大統領の下へ届けられています。

Dear Director Coats,Vice Admiral Norton,and Director Alles
(PDFファイル)https://www.documentcloud.org/documents/4446716-4-25-18-Unsecure-Android-Phone.html

Trump’s cell phone use is security “nightmare” waiting to happen, lawmakers say | Ars Technica
https://arstechnica.com/tech-policy/2018/04/trumps-cell-phone-use-is-security-nightmare-waiting-to-happen-lawmakers-say/

アメリカのテッド・リュー下院議員とルーベン・ガレゴ下院議員が、2018年4月25日にホワイトハウスとシークレットサービス宛に、トランプ大統領のスマートフォン利用に関する懸念を記した質問状を送りました。

質問状では「サイバーセキュリティが世界的な懸念事項になる中で、アメリカ合衆国大統領は地球上で最も価値のある知的ターゲットとして孤高の存在だ」とした上で、「アメリカの国家セキュリティを、トランプ大統領がTwitterの悪意あるリンクを踏まないかどうかや、外国の諜報員がトランプ大統領の個人電話の番号を把握していないという偶然性に委ねるべきではない」と述べ、トランプ大統領のスマートフォン利用が国家安全保障上の大きなリスク要因になっているとの懸念を明らかにしました。


そして、トランプ大統領の情報利用面を担当するホワイトハウス・コミュニケーションエージェンシー(WHCA)に対して、「WHCAは大統領のスマートフォンOSをどれくらいの頻度でアップデートしているのか?」「大統領は個人用電話から電話をかけたりメッセージを送るときに、暗号化処理を行っているのか?」「ワシントンD.C.では『IMSIキャッチャー』と呼ばれる通話傍受装置に対してどのように対処しているのか?」など、トランプ大統領の情報がスマートフォンから漏れ出ないための対策がどれだけなされているのかについて、回答を求めています。

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時としてTwitter上で過激な発言をするトランプ大統領なので、「他国への宣戦布告をツイートする」……という可能性がゼロだとは言いきれないのが恐ろしいところ。トランプ大統領のスマートフォン利用は側近だけでなく、アメリカの多くの議員にとっても憂慮すべきセキュリティリスクのようです。

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