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ロボットから魚群探知機まで任天堂のゲーム機に対応した珍妙な周辺機器まとめ

by Go to The Conmunity - Pop culeture Geek's photostream

「段ボールとヒモを使って自分で周辺機器を作って遊ぶ」という新しい発想のゲーム「Nintendo Labo」が2018年4月20日(金)にNintendo Switch専用タイトルとして登場しますが、任天堂はこれまでにもかなり変わったコントローラーや周辺機器を多く抱えていたことで知られています。任天堂のゲームハードに対応する周辺機器の中でも特に変わったアイテムが、ゲーム専門メディアであるPolygonで紹介されています。

Nintendo’s weirdest hardware and peripherals - Polygon
https://www.polygon.com/2018/4/15/17239630/nintendo-weird-accessories-hardware-power-glove-rob-wii-vitality-sensor


◆01:ファミリーコンピュータ ロボット
「ファミリーコンピュータ ロボット」は日本で1985年にファミリーコンピュータの周辺機器として、海外ではR.O.B.(Robotic Operating Buddy)という名前でNintendo Entertainment System(NES)の周辺機器として発売されました。当時の定価は9800円で、単3乾電池4本で動作します。

by Matt Grommes

ロボットの目の部分には画面の光を読み取ることができるセンサーが内蔵されていて、ゲームの内容と連動させて遠隔操作することが可能です。ただし、対応ソフトは遠隔操作でブロックを移し替えるだけのブロックセット(海外タイトル『STACK-UP』)と、コマを使ってロボットに2Pコントローラーを操作してもらうジャイロセット(海外タイトル『GYROMITE』)の2つだけで、ロボットはお世辞にも成功とはいいがたい周辺機器でした。後年にはさまざまな任天堂ゲームで登場し、2008年に発表された「大乱闘スマッシュブラザーズX」では操作可能なキャラクターとして参戦しています。以下のムービーは発売当時に海外で放映されたR.O.B.のテレビCMです。

1987 Nintendo NES Rob the Robot 80's TV commercial - YouTube


◆02:パワーグローブ
パワーグローブはアメリカでは1989年、日本では1990年に発売されたファミリーコンピュータ/NES専用のコントローラーで、アメリカのマテルというおもちゃ会社が開発しました。バーチャルリアリティをゲームに取り込むという先進的な考えで生まれた周辺機器で、あらかじめプログラミングされた14の操作方法から選ぶことで、指や腕の動きでゲームを操作することができました。

by Chapuisat

ただし、ほとんどのゲームでは標準コントローラに比べて圧倒的に操作性が悪く、その上かなりの重量があるため、子どもが使いこなすにはかなりの練習が必要となったとのこと。しかし、インパクトのある見た目と先進的なコンセプトでコアなゲーマーからの人気は高く、パワーグローブを使ってドローンを操作する人も登場するなど、長年にわたって愛される周辺機器となっています。

◆03:ファミリートレーナー
ファミリートレーナーはバンダイが1986年にファミリーコンピュータ向けに発売したマット型のコントローラーで、海外ではPower Padという名前で発売されています。床に敷いたファミリートレーナーの上を走ったりジャンプしたりすると、対応したゲーム内のキャラクターも同じ動きを見せるというアイテムで、当時としては画期的なコントローラーでした。

by kafka4prez

なお、ファミリートレーナーは2008年にリニューアルして、Wii対応コントローラとして発売されています。

◆04:ポケットカメラ
「ポケットカメラ」は1998年に発売された、ゲームボーイ用カートリッジにモノクロカメラがついたアイテムです。撮影した写真はミニゲームに取り込んで遊ぶことができる他、別売の「ポケットプリンター」で感熱紙に印刷することもできました。2017年には皆既日食がポケットカメラで撮影されて話題になるなど、ポケットカメラは発売から20年たってもファンが多いアイテムです。

by Leo Jun

実際にポケットカメラを使うとどんな感じなのかは以下のムービーを見るとよく分かります。

Gameboy Camera Who are you running from and dont be so silly screen - YouTube


◆05:タルコンガ
2005年に発売されたニンテンドーゲームキューブの音楽ゲーム「ドンキーコンガ」専用コントローラーが「タルコンガ」です。打楽器のコンガをモチーフにしていて、たたく場所に応じてコントローラーの入力が決定される設計となっています。他のゲーム機やPCに使えるよう改造することで、ダークソウル3オーバーウォッチなどの難しいアクションゲームをタルコンガでプレイする猛者も登場しています。

by Glen Bowman

◆06:NINTENDO64 マウス
1999年に発売されたNINTENDO64専用の拡張ディスクドライブである64DDでは「有料のネットサービスに登録すれば配信されるゲームが遊べる」という、当時としては先進的な試みが行われていました。配信された専用ソフトの中にはお絵かきソフトである「マリオアーティスト ペイントスタジオ」があり、遊ぶためには標準コントローラーではなく別売の「NINTENDO64 マウス」が必要となりました。


◆07:Wiiバイタリティセンサー
「Wiiバイタリティセンサー」は2009年のゲームイベントで発表されたWii専用の周辺機器です。Wiiリモコンの底部につないだ拡張デバイスに指を差し込むことで心拍数などを測り、Wiiでの健康管理が可能となるアイテムでした。しかし、コンセプトと画像は発表されたものの、満足のいく精度をもったセンサーを開発することができず、結局Wiiバイタリティセンサーは発売されませんでした。以下のムービーでは、2009年に当時の任天堂CEOだった岩田聡氏が2009年のE3で行ったWiiバイタリティセンサーのプレゼンテーションを見ることができます。

E3 - 2009: Wii Vitality Sensor - YouTube


◆08:バランスWiiボード
2008年にWii専用のデバイスとして発表された「バランスWiiボード」は発売から1年で販売台数が2000万台を突破するほど大ヒットした周辺機器です。上に乗ることで体重を測定したり、重心を読み取ったりすることが可能で、「Wii Fit」で健康管理を行うだけではなく、「ファミリースキー ワールドスキー&スノーボード」などのアクションゲームに応用することもできました。

by nataliej

さらに、2014年に発売された「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U」には「Wii Fit トレーナー」という形で参戦し、多くの任天堂ファンを驚かせました。


◆09:Wii Bowling Ball
任天堂ハードに対応した海外メーカー製の周辺機器の中にも奇妙なアイテムは存在します。「Wii Bowling Ball」はCTA Digitalが発売した、Wiiリモコンを装着して使用するボウリングのボール型コントローラーです。

by Dunamys Game

ただし、発売当時、Wiiリモコンがすっぽ抜けてテレビに激突して壊してしまう事例が複数報告されており、Polygonは「Wii Bowling Ballはすっぽ抜け対策が全くされていなかったため、とても危険な周辺機器だった」と主張しています。以下のムービーは、実際にボウリングゲームをプレイしていてすっぽ抜けたリモコンでテレビの画面を割ってしまう人の様子です。

Man Breaks His TV with the Wiimote - YouTube


◆10:NHL Slapshot Hockey Stick
アイスホッケーの人気が高いアメリカでは、アイスホッケーゲームもリリースされています。NHL Slapshot Hockey StickはEAが発売した、Wiiリモコンとヌンチャクをとりつけられるアタッチメントです。「NHL 2K11 」のWii版タイトルに対応しています。NHL Slapshot Hockey Stickはホッケースティックの形をしていて、相手選手に体当たりをする時はホッケースティックをぐっと前に押し出すようにして使うとのことです。

by hlewis9

◆11:魚群探知機ポケットソナー
海外では発売されませんでしたが、日本ではゲームボーイ専用ソフト「魚群探知機ポケットソナー」が、バンダイから1998年に定価1万4800円で発売されました。本体は15mのコードの先にセンサーがついていて、センサーを海や湖の中に入れると水深20mまで探知することが可能というもの。ゲームボーイという30年以上前の携帯ゲーム機で動く魚群探知機ですが、Amazon.co.jpでのレビューを見ると今でも愛用している人もいる模様で、「一見おもちゃですが中身は本物。高価なものと変わらない精度です」とのことでした。

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