読書を禁じられた社会を描いた映画「華氏451」のリメイク版の予告編映像が公開中


本を読むことを禁じられた世界を描いたレイ・ブラッドベリの小説「華氏451度」は、1966年に最初の映画化を果たしています。この映画「華氏451」のリメイク版が、アメリカでテレビ映画として2018年に放送されることが決定し、予告編映像がYouTubeで公開されています。出演は「ブラックパンサー」でエリック・キルモンガー役を演じたマイケル・B・ジョーダンや、「ノクターナル・アニマルズ」でアカデミー助演男優賞にノミネートされたマイケル・シャノンなどが務めています。

Fahrenheit 451 (2018) Official Trailer ft. Michael B. Jordan & Michael Shannon | HBO - YouTube


「誰かここにあるような、悪い物を見た人はいますか?」と子どもたちに本を見せ、語りかけるモンターグ。


本を見せられた子どもたちは、読書が悪いことと知っているのか、誰も反論しようとしません。徹底的に思想管理体制を敷くため、読書が禁じられた社会では子どもたちにも、その思想が徹底されているようです。


モンターグは「私たちは国内のほとんどの本を焼きました。君たちが大きくなる頃には、本は一切なくなっていることでしょう」と子どもたちに熱く語りかけます。


ある日、なぜかナーバスになってしまったモンターグ。


異変に気づいたロボットは「どうしましたか、最近調子が良くないようですね」とモンターグに質問。


すると、モンターグは「消防士って、昔は火を消す役割だったのか?」とロボットに問いかけます。モンターグは、消防士として本を燃やす自分の仕事に疑問を持ってしまったようです。


すると、ロボットは「それは、昔からあるウソです。実際あなたは仕事で水を使っていますか?」と話し、「消防士が1737年から本を燃やす活動をしていた」というウソの画像をモンターグに紹介します。


ロボットの説明にも納得できないモンターグは、仕事の上司であるビーティに「なぜ本を焼かないといけないのでしょうか?」と相談を持ちかけます。


ビーティはここで何を言っても納得しないと思ったのか、モンターグに通常の業務を行わせた後……


本が見つかった現場で「俺たちは生まれてから何一つ平等じゃない。原因の一つが本だ。本から得た知識は全員で共有できず不平等になってしまう。だから消防士は、火を使うことで全員を幸せにできるんだ」とモンターグに本を燃やす重要性について力説します。


そして、ビーティは、現場にあった1冊の本「フランツ・カフカの作品集」をモンターグに渡し「読んでみろ」と読ませます。


モンターグは本を読んでみるものの、すぐに本を閉じてしまいます。


すぐに本を取り上げたビーティは「狂ってるだろ?」と話し、本は消すべきであると印象づけようとします。


そしてある日、モンターグはクラリスと知り合います。彼女は「彼らはあなたにウソをついている」と話し、本を否定するモンターグの仕事を哀れな目で見つめます。


クラリスとの出会いをきっかけに、仕事現場で手に入れた本を読んでみるモンターグ。


その後、モンターグはある日の仕事現場で、消防士から隠れていた読書好きな家族を発見します。


読書の素晴らしさを知ってしまったモンターグは、家族に同情しその場から立ち去ろうとします。しかし、ビーティがその様子を見ていました。


そして、仕事現場での不審な言動が目立つようになってきたモンターグは、ビーティにマークされるようになります。


モンターグがおかしくなった原因がクラリスにあると突き止めたビーティ。そして、ビーティは密かにクラリスを呼び出すと「お前がやっていることを上が知ったら、どうなるかわかってるな」と脅します。モンターグとクラリスは、この後どうなってしまうのか……。


リメイク版「華氏451」は2018年5月にアメリカで放送予定。日本での放送は未定となっています。

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