乗り物

5インチディスプレイ搭載、世界初のAndroid搭載電動スクーター「Citee Connct」が2018年4月に登場


フランスの家電メーカーARCHOSから、Android 8.0 Oreo を搭載した「つながる」Androidスクーター・Citee Connctが発表されました。2018年4月に販売が開始される予定で、オンラインストアでの価格は399.99ユーロ(約5万3000円)になる予定です。

Archos debuts the first Android-powered scooter - The Verge
https://www.theverge.com/circuitbreaker/2018/2/20/17032694/android-powered-scooter-archos-citee-connect

Citee Connctは小型の車輪を持つ電動スクーター。ハンドル部分に5インチディスプレイを搭載し、デザインから開発、製造が全てフランスで行われるモデルとのこと。2018年2月26日から3月1日にかけてスペインのバルセロナで開催される世界最大級のモバイル見本市「MWC 2018」(Mobile World Congress)で公開されるとのことです。


ハンドル部分に搭載される5インチディスプレイには、地図やアプリ画面を表示させることができる模様で、クアッドコアプロセッサ、1GBのRAMと8GBのROM、GPS機能を搭載し、3G通信網で通信することも可能と、まさにスマートフォンそのもの。また、専用のアプリをインストールして車両を制御することで、街中で共用する「シェアライド」の用途にも対応できるように設計されているとのこと。多少の雨などにも耐えられる防水性能が備わっています。


タイヤはパンクの心配がないソリッドタイプで、乗り心地向上のために一部肉抜き加工が行われた8.5インチのものを採用し、後輪にはディスクブレーキを搭載。アルミ製の本体に出力250ワットのモーターと35V/5000mAhのリチウムイオンバッテリーを内蔵し、減速時にはバッテリーを充電する回生機能も搭載されているとのこと。最高速度は時速25kmを超え、走行可能距離は速度や道路状況によりおよそ18km~22kmとなっています。


本体重量は11.5kgで、乗車可能重量は100kg。後輪にしかブレーキが搭載されないので、そのままの形では日本で乗ることは難しそうですが、手軽に乗れるシェアライド用にも便利そうなモデルといえそう。


Archosはスマートフォンやタブレット、ドローンなどの製品を販売しているメーカーで、小型~中型サイズの電動バイクもラインナップしています。今回発表されたCitee Connectは、電動スクーターシリーズの最新モデルとして発表されています。

ARCHOS Citee, Electrical vehicles - Overview
http://www.archos.com/jp/products/electrical_vehicles/archos_citee/index.html

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in ソフトウェア,   ハードウェア,   乗り物, Posted by darkhorse_log

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