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Facebookの「ロシア疑惑」を受けてジム・キャリーが「Facebookのアカウントと株を捨てよう」と呼びかけ

By Robert Engmann

2016年のアメリカ大統領選挙では、Facebookに多くの「虚偽ニュース」がロシアから投稿されて1000万人がそれを目にしており、世論が一定の影響を受けたこと、そしてその「ニュース」を掲載するための「広告料」をFacebookが利益を結果的に得ていたことが問題視されています。そんな中、コメディアンで映画俳優のジム・キャリーは「Facebookのアカウントを捨てて、Facebookの株を売ってしまおう」と呼びかけるに至っています。

Comedian Jim Carrey: Delete your Facebook account and dump the stock
https://www.cnbc.com/2018/02/06/comedian-jim-carrey-delete-your-facebook-account-and-dump-the-stock.html

ジムは2018年2月7日のツイートで、「僕は所有しているFacebookの株を売り払い、Facebookのアカウントを削除する。Facebookはアメリカの大統領選挙を妨害したロシアから利益を得て、今なおそれを防止するために十分な行動をとっていないからだ。僕は、他の投資家で未来のことを考えている人に、同じようにすることを呼びかけたい」との意見を公表。ツイートにはFacebookのザッカーバーグCEOと「よくないね!」のマークを描いたイラストと、本文にはハッシュタグ「#unfriendfacebook」が添えられています。


Facebookがアメリカ大統領選挙の世論を形成するためにロシアに「利用」され、その際に結果的に少なくない利益を広告料として受け取っていたことが注目を呼び、ニュースフィードを生成するアルゴリズムがロシア側の影響を受けていたとする指摘も挙がっています。ザッカーバーグCEOは当初、その見方に「クレイジーだ」と反論していましたが、後に思慮が足りなかったことを謝罪しています。

CNBCの取材を受けたジムは、Facebookについて「ソーシャルメディア・プラットフォームの株を持っている人による監視が行われるべきだ。誰もが手軽に利用できるこの仕組みは、もっと責任を持って運用されなければならない。いま必要なのは、責任ある監視が行われることの必要性を唱えるアクティブな投資家の存在だ。世界が必要としているのは、良心ある資本主義だよ」と語っています。

ジムはこの件についてかなりの懸念を持っているようで、次のようにも述べています。「長らくアメリカは国土の両側を海に挟まれることで他から守られるというメリットを享受してきた。しかし今、ソーシャルメディアが『サイバーの橋』で世界をつないだことで、アメリカの利益を第一に考えていない者がそれに乗ってやって来ており、我々はそれを許している。『壁』を作ったところでアメリカは守られない」

FacebookはCNBCからのコメント依頼に対して、反応を示していないとのことです。

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