試食

カレーうどんの概念を完璧にひっくり返すまさかの「白いカレーうどん」を食べてきました


人々に愛される「カレー」と「うどん」という鉄板の食材をフュージョンさせたカレーうどんは、数あるうどんのジャンルの中でも揺るぎのないスタンダードの地位を占める一品。そんなカレーうどんのイメージを180度ぐるっとひっくり返してしまう「白いカレーうどん」が東京・恵比寿にあるお店で食べられるということだったので、興味津々で食べに行ってきました。

酒彩蕎麦 初代(しょだい) (恵比寿/そば(蕎麦)) - Retty
https://retty.me/area/PRE13/ARE7/SUB701/100000000117/

やってきたのは、恵比寿にある「酒彩蕎麦 初代」というお店。


初代は、山手線・東京メトロ日比谷線の恵比寿駅にほど近い場所に位置しています。いずれの駅からも徒歩で5分とかからずたどり着ける距離。


お店の名前が示すように、初代はそばやお酒を楽しめるお店ですが、白いカレーうどんがテレビなどで紹介されて人気を誇っているとのこと。店頭の看板にも「テレビ・雑誌で話題の白いカレーうどん」と記されていました。


さっそく入店。店内には1階席と2階席があり、今回はカウンター席が並ぶ1階に通されました。2階は、大人数でも対応可能な20席ほどのテーブル席となっていました。


カウンターの上には、天ぷら用とおぼしき6種類の塩が置かれており、お店のこだわりを感じます。


「お店の名前からして、そばも味わってみたいんだけどな……」と後ろ髪を引かれつつ、「初代の白いカレーうどん」(税込1188円)を注文。今回は、店員さんのオススメという「京風だし巻き卵」(税込734円)をあわせて注文してみました。


5分ほどで「白いカレーうどん」が運ばれてきました。真っ黒い器の中に真っ白い何かが鎮座しており、これだけを見て「カレーうどんだな」と見抜ける人はまずいないはず。


思わず心の中で「……アイス?」と半笑い状態でつぶやいた瞬間。


この白いものは、なんとじゃがいもをムースにしたものだとのこと。レンゲですくって食べてみると、なるほど、じゃがいものポタージュのような優しい甘さのムースに仕上がっています。しかし、カレーの風味はここからは感じられません。


カレーは、この白いじゃがいもムースの下に隠されているというカラクリでした。お箸でつついてみると、中からブラウン色をしたカレーが出てきました。


お店の人からは「よく混ぜてお召し上がり下さい」とのこと。まずはカレースープとじゃがいもムースをすくって味わってみると、ダシがきいてマイルドな辛さのカレースープにじゃがいもムースの風味がミックスされ、「なんだかとてもおいしいものを食べている」という実感に包まれます。カレーとじゃがいものムースがこんなにもマッチするとは想像だにしていなかったので、なんどもスープを口に運びつつ静かに衝撃を感じ続けました。


うどんはコシがしっかりあり、ツルリとした食感の麺でした。うどん自体にはそれほど強い個性は感じられないのですが、カレースープとじゃがいものムースとの相性はこれでちょうど良いところに落ち着いていると感じました。


スープの中からは、このような牛肉が具として出てきました。ホロリと崩れる状態で、牛肉のうまみを少しだけプラスしてくれました。


一緒に注文していた京風だし巻き卵も食べてみます。「お好みでどうぞ」と、しょうゆが添えられていました。


見るからにプリンとした食感が伝わってきそうな、だし巻き卵。とろみのある「あん」がかけられ、お皿の横にはギュッと絞られたキメの細かな大根おろしが添えられています。


まずはそのままで一口。濃厚な卵の風味に甘みが付けられた味付けのだし巻き卵に、こちらもダシが効いた和風「あん」の風味が絡み合って、非常に繊細で、うまみの深い味になっています。「だし巻き卵」の中には、食感がフニャフニャでどうしようもないものもありますが、このだし巻き卵が非常にほどよい焼き具合に整えられており、プルンとした適度なかみごたえのある一品になっていました。


一口めには心地よかった甘みも、いくつか食べ進める間に存在感が強くなってくると感じる人もいるかもしれません。しかしそんな時は、大根おろしをのせ、しょうゆをタラリと垂らせて味を引き締めることで、また違った味わいを楽しめます。しょうゆの味がしっかりしており、だし巻き卵の甘みと程よく調和してくれるので、しょうゆはかけすぎない方が良さげ。ギュッと絞られて風味が凝縮された大根おろしの心地よい甘みも、トータルの風味に厚みを加えてくれました。


初代の「白いカレーうどん」は、見た目のインパクトもさることながら、レベルの高いところでまとまっているカレーとじゃがいものムースの味わいが楽しめる一杯でした。お店を後にしてからもじわじわと「カレーとじゃがいものムースって、あんなに合うのか……」という実感がぶり返してくる心地よい衝撃に襲われた初代ですが、次の機会があれば「今度はそばを味わってみたい」という気持ちにもなりました。

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in 試食, Posted by logx_tm